性能・技術
音は大きくわけて2種類あります。ひとつは、人の声や車の騒音など、空気を伝わってくる空気音。もうひとつは、2階で飛び跳ねたりしたときに階下に響く固体音です。当社は高気密住宅ですから、外部を伝わってくる音は入りにくい特性をもっています。
また、遮音する上で弱点となりがちな窓には、気密材を使用して高度な遮音性を実現した「樹脂サッシ」を採用。屋外からの騒音の侵入を遮ると同時に、家の外に音が漏れるのを防ぎます。
「透過音」と「衝撃音」の複合である上階からの音を防ぐには、いくつかの対策が必要です。「透過音」はグラスウールで吸音します。「衝撃音」は制振遮音マットで制振と遮音をします。また、防振部材を入れることで階下への振動音を伝わりにくくします。さらに、天井石こうボード2枚貼りで衝撃音を抑え、遮音の効果を高めます。これらを組み合わせることで、床を透過する音は約40dBも低減します。(一般的には、音は10dB下がると人間の耳に聞こえる音は半分になると言われています。)
さらに当社では、二世帯プランなど高い遮音性を求められるプランでは、防振吊木による高遮音床仕様も用意しております。
※防音性能については、決められた試験方法における測定値です。建物の形状・間取り等により多少の差が出ることがあります。