性能・技術
厚さ12mmの断熱パネルの中に配管した架橋ポリエチレンパイプに温水(不凍液)を循環させますので、火災や漏電の心配のない、安全性の高いシステムです。薄くてコンパクトなため、素早く立ち上がるのが特長です。さらに、ヒートポンプ技術で効率よくつくった温水を利用しますので、省エネで経済的です。
床暖房システムは温水を利用しているので、火災や火傷、一酸化炭素中毒などの心配がありません。事故が発生する可能性が極めて低い、安全性の高いシステムです。小さなお子様やペットがいる家庭でも、安心してご利用いただけます。
輻射、対流、伝導の相乗効果で部屋を暖める温水式床暖房システムは、一般の暖房に比べて3~5℃低い室温でも暖かく感じられる省エネ暖房です。また、ヒートポンプ技術を生かし、大気の熱を効率よく利用しているので、ランニングコストが安く、経済的です。ガス式温水床暖房と比較して、ランニングコストは約1/2です。
床暖房システムは、部屋の空気をよごさないクリーンな暖房です。室内で燃料を燃やす一般的な暖房と違い、燃焼で発生する燃焼ガスや水蒸気、スラッジ(すす)などの心配がなく、温風でホコリを舞い上げることもありません。
部屋に暖房機器を置く必要がないので、部屋全体がすっきりとして、広々と使うことができます。
ストーブやエアコンなどの暖房は、天井付近に暖かい空気が集まり、床面がなかなか温まりません。一方、床暖房は床面を直接暖め、遠赤外線の輻射熱で、足もとから体の芯まで暖めます。全身を日向ぼっこのような温もりで包み込む「頭寒足熱」で、生理的にも理想的な暖かさを保ちます。