オスカーのオーナー様との住宅エピソード
こんにちは、NHKドラマ「正直不動産2」が始まり、夜更かしをはじめた工事チームの千葉です。なお、2話目からは録画に切り替えました(笑)。
このお話は、とある不動産会社の営業マンが主人公で、契約のためなら嘘をいとわずに営業活動を行なっていたが、地鎮祭のときに祠(ほこら)を破壊してしまったことで噓がつけない体質になってしまいます。
不動産物件をセールス際にも嘘をつかない正直営業で立ち向かう営業マンのお話になっています。
不動産や住宅売買のミニ知識も紹介されるので、興味があれば、是非ご覧ください。
さて、先日オスカーのオーナー様から、「住宅を建てる前は、これ要らないと思ったけど、実際に住んでからあって良かった。」というお話がありました。
今回は、そのような事例をいくつか紹介させていただきます。
目次
食洗器って無くてもいいのでは?
使用している方から聞くと「何故?」となりますが、私は意外と「食洗器って無くてもいいのでは?」と聞くことがありました。
そのスペースに収納を作りたいなどのお話もありましたが、「使ってみると、その凄さわかりますよ。」と私はよくお話していました。
◆今から3年前のあるオーナー様と交わしたエピソード
オーナー様:「食器は手洗いの方がキレイに洗えるから、食洗器は要りません。」
私:「その洗ったお皿は食器棚に収納する時に、キッチンクロスなどで拭きませんか?」
オーナー様:「確かに、拭きますね。」
私:「手洗いしてから、乾燥だけに使う事も出来ますよ。キッチンクロスで拭くと菌が広がるなど言われているので、高温の熱風で乾燥させた方が菌の繁殖も防ぎますし、拭く時間や手間が解消されますよ。」
オーナー様:「それいいですね!千葉さんの意見に賛成します。」
先日、お伺いしたところ、「1回洗浄から乾燥までやってみたら、とても良かった。」との事でした。
今では、食洗器は無きゃダメな物として考えられているそうです。
ロボット掃除機用のコンセント…
新築では「ロボット掃除機を使いたい。」と思われる方は多数いらっしゃいますが、ついつい忘れてしまうのが充電用のコンセントの設置です。
住宅を建てる際には決めることが多い為、間取りやデザインや設備関係など大きなものについ目が行きがちとなります。
◆5年前のオーナー様とのエピソード
オーナー様:「ルンバを買って、床掃除をしてもらおうと思っています。」
私:「いいですね。充電器の場所はキッチンカウンターの収納下とか目立たないのでいいかもしれませんね。」
オーナー様:「それいいですね、そこにしましょう。」
コーディネート終盤のコーディネーター:「ではこれで最終確認をさせていただきますね。」
私:「あれ…収納下に掃除機充電用のコンセントがない!」
ということで、ギリギリのところで追加ができました。
当時の事を振り返ると、オーナー様から「思っていた以上に決めることが多くて、細かい所までのチェックが抜けていました。」と言っておられました。
やはり、確認は大事と再認識いたしました。
この壁取れませんか?
◆3年前のあるオーナー様とのエピソード
オーナー様:「すみません。この壁って取れませんか?」
私:「耐震の構造上無いといけない壁なので、取ることは出来ないですね。」
2×4住宅は比較的地震に強い家なのですが、オスカーでは耐震等級3をクリアするためのルールがあります。
悩んでいる時、オーナー様の奥様からこのような提案が:「なら、ここに時計とかつければいいと思う!」
※下記写真はイメージです。
オーナー様の奥様のお力添えもあり、壁はそのままにすることでご了承いただきました。
結果、お部屋に合った時計も付いて、とてもお洒落なLDK空間となりました。
さて、今回は住宅についてのオーナー様とのやり取りの一例を紹介させていただきました。
このようにそれぞれ、「いろいろな考え方がおありだなあ。」と日々気付かせていただいている次第です。