販売物件を見学するときのチェックポイント
新築一戸建て住宅や中古住宅などから、自分に合った住宅を見つけるのはなかなか難しいものです。
そこで、今回は見学する物件を公平に判断するためのポイントと「物件チェックリスト」をご紹介します。
目次
◆見学に行く時の心得
一戸建ての購入は、人生の中でも重要な買い物です。焦って購入を判断するのではなく、必ず複数の物件を見学して比較しましょう。
いくつかの物件を見ていくと相場観やそれぞれの物件のよさ、欠点が浮かび上がってくるものです。
購入予定ではない物件の見学も積極的に行ない、見学のコツやポイントを養うのもひとつの方法です。
また、希望の物件が見つかったら、時間帯を変えて複数回見学することが大事です。
休日と平日では交通量に違いがあり、時間帯によっても人通りや雰囲気が変わる場合があるので、さまざまなシチュエーションでチェックしてみましょう。
◆見学に持っていくと便利なアイテム
効率的に物件を見学するためには、いくつか持っていくと便利なアイテムがあります。
・周辺の地図・物件の図面・間取り図・物件チェックリスト
周辺の地図、物件の図面や間取り図は、各部屋の大きさや採寸の結果、見学時に気づいた点などを書き込むために必要です。
見学時に確認すべきポイントは物件チェックリストとしてまとめておくと便利です。見落としや確認のし忘れを防ぐのに役立ちます。
・メジャー・方位コンパス・撮影用スマートフォン・筆記用具
現場で役に立つものとしては、寸法を測るためのメジャー、方角や日当たり確認用の方位コンパス、記録用のスマホなどが挙げられます。
なお、かがんで床や壁を採寸したり、高いところにある棚を開閉したりするので、なるべく動きやすい服装で見学しましょう。
◆一戸建ての見学チェックリスト
納得のいく物件選びを行うためにも、見学時にはあらかじめ用意した「物件チェックリスト」を持参するのがコツです。
主なチェックポイントを住宅の部屋・項目別に見ていきましょう。
以下のリストは一般的にチェックしたい項目をまとめたものです。
◆まとめ
見学時には物件の第一印象も大事になりますが、物件チェックリストで使い勝手や安全面、耐久性などを細かくチェックしましょう。
〇△×や点数をつけて項目ごとにチェックしていくと見学後の物件比較用にも便利です。
その中から、自分たちにとっての理想の物件を見極めていくことが大切ですね。