オスカーホームの家に住んで気付いた「良い点・悪い点」
今回は、長く住んで分かった「オスカーホームの良い点・悪い点」を、住宅の性能などだけではなく販売手法やサービスも含めて「オスカーホームの評判風」に紹介いたします。
これから、オスカーで家をお考えの方に参考にしていただければ幸いです。
目次
◆オスカーホームの良い点
規格住宅があって選びやすかった
私が家を建てた30年前当時にも、規格化された住宅のプランがいくつも用意されていました。
本体価格や外観デザインと間取り・設備仕様がカタログに具体的に明示されていて、予算に合わせてプランを選ぶだけなので、中途半端な知識で自由設計の住宅を考えるよりも分かりやすく、スマートに選ぶことが出来ました。
当時は「自由設計でオンリーワンの家」をセールスポイントにする住宅会社がほとんどでした。積み重ねた見積りが、自分の予算をオーバーすると、「何をあきらめるか!」というマイナス思考で住宅を選ぶことになり、「楽しかったはずの家づくりが楽しくなくなる。」とよく聞きました。
特に、総合住宅展示場にあるフル装備のモデルハウスを見てしまうと、一層感じるようです。
オスカーホームでは、本体価格に含まれないコストも分かりやすく見積りされていたので、資金計画を組む際にもとてもやりやすかったと記憶しています。
価格の分かりやすさは、現在のオスカーも同様のようですね。
しかも「お客様の顔色を見ながらの見積り作成」とかではないオープンな価格表示なので、とても公平だと思います。
【断熱性】当時でも断熱性能が高かった
当時、2×4構造住宅は寒冷地の北海道では一般住宅の半数を超える普及率であり、断熱性が良く「冬暖かく、夏は涼しい」ことが高く評価されていました。
オスカーホームの住宅は北陸では珍しい2×4構造で建てられ、さらに2重窓サッシやペアガラスが窓の標準仕様でした。
実際、我が家を訪れた人が玄関に入った途端に「何て涼しいの、家中冷房しているの?」とか、冬なら「暖房器具1台(当時はFF式石油ファンヒーター)で1階全部暖かいんだ。」と驚いていました。
外出するときに、ドアを開けて着ていく服を確認しなくてはいけないのは、今も変わらず続いています。
現在のオスカーホームは、断熱性能が更に向上しているようです。最近モデルハウスを見学する機会がありましたが、廊下や階段部分、2階部屋などの断熱性能が格段に良くなっていると実感しました。
【耐震性】耐震性能も在来工法とは段違い
最近のオスカーホームは【耐震等級3】が標準仕様みたいですが、私が建てたころは耐震性能などは住宅の売りにならない時代でした。
ただ耐震性が高いということは、建てた以降に北陸まで影響のあった地震の際にも、余程大きな震度でなければ気付かないことが多く、住宅そのものにも目立った損傷がないことで実感しています。
現在の大開口のあるガレージプランでも【耐震等級3】の性能があるのなら、更に安全・安心な住宅になっているのではないでしょうか?
【遮音性】外部からの音がほとんど気にならない
住宅の窓が、2重窓サッシかペアガラス仕様のためか、外部の音を気にすることはほとんどありません。北陸新幹線が近くを通っているのですが、室内では新幹線の走行音はほとんど聞こません。
今のオスカーホームでは、更に気密性が向上しているようなので、もっと遮音性能が高くなっているでしょう。
安心できるアフターサービス
30年住んでいて、メンテナンスやリフォームを何か所も行なっています。
通常のリフォーム会社では2×4住宅のリフォームに不安があるのですが、設計図面も保管してくれており、過去のメンテナンス履歴も把握してくれているので、安心してメンテナンスやリフォームを依頼することが出来ました。
コールセンターもあるので、いつでも連絡できるのが良いですね。
◆オスカーホームの悪い点(悪かった点)
ただし、私が建てたときからは、オスカーの住宅性能・機能やアフターサービスなども改良されているので、当時の「悪い点」もほとんど解消されているようです。
2階の音が太鼓現象で丸聞こえ!
当時の2×4住宅では、2階にいる人が歩く音や振動音がドンドンと階下に筒抜けで聞こえる【太鼓現象】がするのが普通でした。カーペットなどで振動を小さくすれば治まるのでしょうが、通常のフロアにしているので相当気になる音です。
今のオスカーホームでは、技術的な改良を加えて階下に振動音が伝わらないようになっているようで、羨ましいです。
天井断熱のためか、夏場の2階は暑くて大変!
断熱性が良いと長所で書かせてもらいましたが、夏になると2階全体に熱がこもり、とても暑くなります。
当時の断熱材の性能の低さと天井断熱のため屋根と天井の間(小屋裏)に熱が溜まり部屋まで暑くなることが原因だと思われます。
これも、最近のオスカーホームでは断熱材の性能が上がり、更に屋根裏断熱で施工しているので小屋裏に熱が溜まらないようです。
先日、モデルハウスを見学した際にも殆ど暑く感じなくなっていました。
営業担当の押しが弱かった
私の場合は、ほとんど発生主義でメンテナンス依頼・リフォーム依頼をしていました。
やたらと営業訪問されても困るのですが、住宅のチェックやリフォームの提案をタイムリーに営業活動してくれていれば、もっと早めにメンテナンスやリフォーム出来たのにと思っています。
現在では10年間の住宅点検制度で、住宅の劣化や補修個所をチェックしてくれて、的確なメンテナンスやリフォームの提案をしてくれているようです。
ただ、築10年まではあまり大掛かりなメンテナンス・リフォームの必要性は発生しないので、築10年以降に適時・的確なアドバイスや提案をして欲しいですね。
以上、筆者がオスカーで建てた当時の「オスカーホームの良い点・悪い点」を評判サイト風に書いてみました。
住宅の性能・機能については時代とともに大きく向上しているようですが、これからも高品質な住宅を提供して行っていただきたいです。