今はやりの「平屋住宅」についてまとめてみました。
みなさんは平屋住宅についてどのような考えをお持ちですか。
家の中が狭そうとか日当たりが悪そうとか家に住むということはどんな家でもメリット、デメリットが見えてくると思います。
そこで、今回は平屋住宅のメリット、デメリットについてまとめてみました。
目次
◆平屋のメリット
生活導線が良いこと
確かに、二階や三階といった住宅でも生活導線を良くすることはできると思います。
しかし、何十年と住んでいく中で自分が老後になったときのことは想像できていますか?
すぐにバリアフリーに対応できますか?
そういった面を踏まえると、平屋住宅の方が動きやすいのではないでしょうか。
平屋は赤ちゃんや高齢者がいる場合、階段から転倒したり、段差でつまずいたりするリスクがないのも嬉しいメリットです
家族間のコミュニケーションがとりやすい
部屋と部屋の距離が近いため、家族間のコミュニケーションがとりやすくなります。「いつでも家族を身近に感じたい」という希望を叶えるには、最適な住まいの形ではないでしょうか。
地震や台風に強い構造で建てられる
平屋の場合は二階建てと比べて耐震性が高いと言えます。平屋は一階建てで支える重量が軽く、安定しやすい構造となるためです。
ワンフロアなので光熱費を抑えられる
平屋はワンフロアでの生活になるので、冷暖房費などの光熱費を抑えられます
メンテナンス費用を抑えることができる
二階建ての住宅では、外壁や屋根の修理などの大掛りな工事の場合、高所での作業となるため足場設置費用がかかりますが、平屋は足場の高さが半分で済んだり、ケースによっては不要となります。その分コストを抑えることが出来ます。
◆平屋のデメリット
広い敷地が必要になる
一階だけにLDK、寝室、水廻りなどを詰め込むと、部屋ごとの空間自体が狭くなったり、必要分の空間に場合には、一階の床面積が大きな家を建てたりする必要があります。
お子さんが大きくなり、将来夫婦二人で暮らすとなることなども考えて見合った広さがいいですね。
二階建てと比べて坪単価が高くなりやすい
平屋は二階建てと比べ、一坪当たりの建築費である「坪単価」が高くなりやすくなります。平屋は延床面積のわりに基礎部分の面積が大きく、基礎工事にお金がかかるためです。
同じ坪数の二階建てと比べ、税金が高くなる
平屋は同じ坪数の二階建てと比べて、固定資産税が高くなります。
理由として、二階建てに比べ土地の面積が広くなることや、平屋のほうが屋根や壁などに多くの資材を使用するため、資産価値が高いと見なされる場合もあります。
水害時には浸水に注意
一階建ての平屋は水害時に浸水した場合、二階などに避難することが出来ません。
土地選びから始める場合は、自治体で公表しているハザードマップを参考に、浸水想定区域でないか確認しておくことをおすすめします。
プライバシーや防犯面が心配
全ての部屋が外からの視線が届きやすく気にしなくてはいけません。
改善策としては、外構にこだわり視線を遮断することがよいかと思います。
新しい家に住むことは、大きな買い物であり財産です。どんな家に住みたいのか、なにが一番重要なのかをしっかりと考え心地いい住宅選びをしてみてください。