不動産住宅(分譲住宅)のメリットとデメリットについて
こんにちは、オスカーホームです。
皆さんが新築住宅を選ぶ際にはいろいろな選択肢があります。
新築戸建て住宅の場合、大きく分けると、自分の理想の間取りや設備を取り入れる注文住宅(オーダーメイド)、あらかじめ住宅会社が間取りや設備がプラン化された規格(企画)住宅、住宅会社が選んだ土地に住宅が建てられた新築不動産(分譲)住宅の3つがあります。
今回は、新築不動産住宅のメリット・デメリットについてお話します。
目次
不動産住宅(分譲住宅)とは?
不動産住宅(分譲住宅)をもう少し詳しく説明すると、土地と住宅をセットで販売する新築住宅のことです。
住宅が完成してから販売する建売住宅もあれば、設計プランは決まっていても建築前の段階で販売する売建住宅もあります。注文住宅がオーダーメイドならば、こちらはレディーメイドといえます。
間取りや設備はあらかじめ決まっていますが、土地に最適な間取りで、必要十分な設備が用意されているので【コーディネート・設備選択】などに無駄なコストや時間が掛かっていないのと、アプローチなどの外構が仕上がっているので、すぐに居住することが可能です。
不動産住宅(分譲住宅)のメリット
1. 価格が明確なので、出来ること・出来ないことが判断つきやすい
不動産住宅(分譲住宅)は、土地+住宅や消費税などを含めた購入価格が明示されているので、自身の予算と相談しやすいです。
注文住宅や規格住宅を土地に建てる場合には、土地と住宅価格の他に建築に関わる諸経費や外構工事の価格が反映されていません。住宅会社によっては本体価格を安く見せるために諸経費を高額に設定している会社もあるようです。特に外構工事は50万円から車庫まで入れると数百万となるので想定以上の金額を見積りされ驚かされる場合もありますし、外構を後回しにする提案をしてくる会社さえあるようです。
実際は、この外構工事や消費税までを含んでの販売価格となっているので、お値打ちな価格といえるのではないでしょうか?
また不動産住宅では、住宅の間取り・コーディネート・設備も最適な仕様になっております。。住宅が完成していれば、実物を見ることもできるので、住んだ後の雰囲気が想像しやすいです。
契約後から住み始めるまでの時間も、掛かりません。
2. 注文住宅に比べるとお値打ちな価格
また、あらかじめ決められた土地に建築計画を建てているので、建築材料・設備の価格が交渉済みのため、価格を抑えられています。価格が安いから質が不安なのではなく、計画的に建築することで、より良い質のものを提供しているのです。
さらに土地開発した土地に建築する際には、外観や緑化を統一することで、【街並み】を形成し、住宅の資産価値を高めることも期待できます。
3,住宅の資産価値が下がりにくく販売・住替えなどの際も有利に
転勤やライフスタイルの変化が発生して、住宅を販売する必要が発生する場合があります。
このような場合、不動産住宅(分譲住宅)の方が資産価値が落ちにくいというメリットがあります。
①.不動産価値が、比較的維持される土地に建っているので土地価格が下がりにくい。
②.普遍的な外観や間取り、設備仕様となっており、注文住宅にありがちな「こだわりが逆にデメリットで大幅減額。」となることが少ない。
売却をしなければならない際も、不動産住宅の方が比較的短期間で売却できるようです。
分譲住宅(不動産住宅)のデメリット
1. デザイン・間取りが似ているものが多い
不動産住宅(分譲住宅)の場合、近隣の家とデザインやテイストが同じになります。
マイホームにオリジナルを求めたい方には、満足できないかもしれません。
ただ、注文住宅のこだわりは、住宅を売却しなければならなくなった場合には、こだわりの分だけマイナス査定になることがほとんどです。
改造した・奇抜な色の車が中古車査定では低くなることと同じですね。
ただ最近は、不動産住宅もニーズを反映し、多くの人に好まれる設備やスタイルにしているところも多いです。
また、ライフスタイルは、インテリアや家具の配置・コーディネートの方が重要な要素になります。
2.建築工程に不安を感じる方も
また、完成している場合は建築工程を確認できないので、材料や工事工程に不安を感じることもあります。
建築した住宅会社の工法や評判を調べることも大事ですが、外部のホームインスペクションを「申し込み」から「契約前」の段階で入れると安心です。どのような構造、仕様になっているかを第三者の立場で調査・報告してもらえます。
今回は、不動産住宅(分譲住宅)のメリット・デメリットについてお話ししました。