上水道の引き込み工事について
こんにちは、オスカーホーム工事チームの千葉です。
今回は、上下水道についてお話をしようと思います。
1,土地購入の落とし穴?
まず、土地を購入する際に備考欄などに【上水道の引き込み工事必要】や【受益者負担金必要】など記載があります。
これを見落としてしまうと、びっくりする位の金額が変わりますので注意が必要です。
費用については、建築地によって変わりますのでお聞きいただけますと幸いです。
※その他にも、【農地転用必要】・【グレーチング工事必要】など様々ありますが、これはまたの機会にご説明します。
2,水道の引き込み工事
通常ですと、公道(前面道路など)には水道本管が張り巡らされています。
※私の住んでいる地域では、無い所もあります。お近くの水道局などに問い合わせると有無を確認できます。
この水道本管はその土地の地方自治体が管理を行っています。
この水道本管と新しく建てる家で使う水道管を接続する工事が必要となります。
受益者負担金というものは、簡単な言葉に置き換えると使用料となります。
使用するのでお金を払うという流れになります。
さて、話が脱線しましたが建築する土地に水道を引き込む工事の事をさします。
ここで問題です。
Q: 水道工事業者はどこを選んでもいいのか?
A: ダメです。
理由はシンプルで、自治体の指定を受けた水道工事会社しか許可されていません。
【指定排水設備工事事業所】などの表記を目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。これは国が定める全国一律の条件に適合する事業者に対し、自治体が水道工事を認める制度です。多くの自治体では、指定工事会社の一覧をホームページなどで公開しています。
余談ですが、私が担当したオーナー様で土地購入後に水道引き込み工事を行った方がいらっしゃいます。
その方の前面道路は県道となっておりました。県道の場合、11月~3月頃まで上下水道の引き込み工事をしないというルールがあると当時は話をされました。
(今はどのようになっているかは不明です…)
結局のところ、5月に引き込み工事をする形となりましたが、無事にお引渡しが出来ました。
その経験もあり、その道沿いにもう1組オーナー様がいらっしゃいますが、水道引き込み工事の日程をふまえて予定の管理を行う事ができました。
このような形で、場所によっては工事できるタイミングが違う場合もありますので、聞くことをおススメします。
今回は【上水道の引き込み工事】についてお話をさせていただきました。