脚付き家具のメリットとデメリットは?
脚付き家具はよく見かけますが、そのメリットとデメリットは何でしょうか?
目次
脚付き家具メリット
まずは、脚付き家具のメリットを紹介します。
1 掃除がしやすい
一番の魅力は、これではないでしょうか。
大きな家具は、一度設置すると動かす機会はなかなかありません。それでも、隙間からホコリは入っていきます。ホコリを放置するのは、見栄えが良くないだけでなく、ハウスダストや虫が発生する原因になり健康にも良くありません。
脚付き家具だと、掃除機のヘッドやハンドワイパー、ロボット掃除機は入れるくらいの隙間が確保できれば、清潔な状態を保つことができます。
2 通気性が良い
高温多湿な日本の気候。脚のない家具は、床にピタリと設置しているため通気性が悪く、湿気が溜まりやすくなります。こうなると、カビが生えやすくなったり、ダニなどの害虫が発生したりします。脚付き家具だと、空気の通り道を作ることができるので、通気性の良い状態を保つことができます。
ちなみに、脚の有無に関わらず壁から5㎝ほど家具を離すと、カビを防ぎやすくなります。
1、2と見てみると、脚付き家具は健康面に効果ありそうですね。
3 部屋が広く見える
脚付き家具を設置すると、床の見える面積が増えるため、部屋を広く見せる効果があります。さらに、背の低いものを選ぶと壁の見える面積も増えるため、効果は倍増。一人暮らしの住まいに取り入れたい知恵ですね。
4 おしゃれな雰囲気に
脚なし家具は「ずん胴」なイメージですが、脚付き家具は「スタイルが良い」イメージがありませんか?
全ての部屋に当てはまるわけではありませんが、脚付き家具は部屋全体をスタイリッシュに見せてくれます。
脚付き家具のデメリット
次は、脚付き家具のデメリットを紹介します。
1 ものが入り込みやすい
隙間があるということは、掃除がしやすいだけでなく、ものが入り込みやすいということ。小さな子どもがいる家庭では、おもちゃが潜り込むと、取り出す手間が増えるかもしれません。また、ペットの巣になることも。子どもやペットにも言い聞かせることが、大切ですね。
2 耐震強度が弱い
脚なし家具に比べて、床に接する面積が少ないため(4本の脚で全体を支える)、耐震強度が弱い点は否定できません。
高さのある脚付き家具は選ばない、耐震補強のアイテムを付ける、置き場所に気を配るなどの対策は必要です。
3 床に脚の跡が付くことも
4本の脚だけで全体を支えているため、床が柔らかい素材の場合は脚の跡が付くことがあります。専用のマットを敷くなど、対策を考えましょう。
脚付き家具のメリットとデメリットを考慮して、うまくお部屋に取り入れてください。