ダイニングテーブルをスッキリ使いやすく
ダイニングテーブルに、ものを置き過ぎて雑然としていませんか。食事をしてくつろげる空間を作るには、どうしたらよいでしょうか。
目次
家族全員が「共有空間」という認識を
ダイニングテーブルをきれいに保つには、家族全員が「共有空間」という認識を持つことが大切。具体的には、私物を置かない、出したものは片付けるということです。
そのためには、皆で話し合いましょう。それをせずに、誰か一人が頑張っても、しばらくすれば元の状態に戻ってしまいます。逆に言えば、話し合って「しくみ」ができれば、片付けは楽になります。
散らかさないためのポイント3つ
散らかさないために、何を大切にしたらよいのか。ポイントを3つに分けて、紹介します。
1 原則、ダイニングテーブルにものを置きっぱなしにしない。
食事をしてくつろぐ場所だから、置きっぱなしは厳禁。これを家族全員の共通ルールにするのが、少々強引な面もありますが、一番だと思います。
2 ダイニングテーブル以外に置き場所を決める
そうはいっても、文房具やリモコンなど使用頻度の高いものもあります。そのようなものはまとめて箱に入れて、ワゴンタイプの収納に設置。キャスターが付いていると動かしやすくて便利です。
しかし、ここも無限に収納できるわけではありません。適正量を保ち、多すぎると感じたら、各自の部屋や元の場所に戻したり、処分したりしましょう。
3 ダイニングテーブルは、壁から離す
ダイニングテーブルの片側が壁についていると、その付近にものを置いてしまいがち。思い切って壁から離すと、ものが置きにくくなります。人間は、壁側にものを寄せるだけで片付けた気持ちになるそうです。不思議な心理です。
ダイニングテーブルだけは、すっきり。筆者の例
実のところ、筆者の自宅はダイニングテーブルはなく、こたつを年中使っています。そこで食事や仕事、勉強、読書とさまざまなことに使うので、何も置いていません(もちろん、みかんも)。
それが保てるのは、出す→使う→しまう、このサイクルができているから。あと、食事の前は何をしていても、一度全部片づけます。こども達が幼いとき、こたつの上でおもちゃを広げていても、食事の時間が来たら、「はい、お片付け」と言っておもちゃ箱にしまいました。そうすると、おもちゃに気を取られて食事が進まないということが、ありませんでした(食事が終わったら、またおもちゃを出していました)。これはメリハリを付けるのに効果的だったと思います。
リモートワークの場合も、パソコンを置きっぱなしにしないなどで、気持ちの切り替えができるのではないでしょうか。
わが家の場合、他の場所については多くは語りませんが(汗)、ダイニングテーブル(こたつ)をすっきりさせることで、部屋の全体もスッキリした印象になっていると思います。
暮らしの中心で家族全員が共有する場所だからこそ、お互いの気遣いで気持ちよくすごせるようにしたいですね。