洗面所をスッキリ使いやすく
洗面所は、家族全員が毎日何度も出入りする共用スペース。狭いスペースゆえ、どこに何を置くかでトラブルが起こることも。家族が気持ちよく使えるように、整理方法を見直してみませんか。
目次
洗面所の整理方法
STEP1 まずは、「全部出し」をしよう
整理整頓の鉄則、まずは「全部出し」。リビングルームなどの別の広めの場所でシートを敷いて全てのものを出します。洗面所は、鏡の裏やシンクの下に収納スペースがあるので、予想以上に多くのものに、驚くかもしれません。
STEP2 出したものは、使用頻度と使用者で分ける
出したものは、「どのくらいの頻度で使っているか」「誰がメインで使っているか」を基準にさらに分類。洗面所にあるものは、基本実用品で「思い出の品」はないので、愛着の有無は考えないように。
使用頻度は、「今日」「今週」「今月」「1カ月以上前」に分けます。ストック品は、毎日使うものであっても今の時点では使っていないので、「1カ月以上前」に分類。
次に、「誰が使っているのか」、全員かそれとも個人か。
こうして分類した上で、不要なものは手放します。そして、使用頻度の高いものは取り出しやすい位置に、低いものは奥まった位置に入れます。
洗面所収納3つのコツ
こうして必要なものが残りましたが、ここで収納のコツを。
1 収納の中はケースなどで区切る。
収納スペース内に、ケースなどを入れて空間を区切り、何を入れるか決めます。こうすると、迷子になりにくいです。
2 ラベルシールで見える化
1のケースなどに、ラベルシールを付けて見える化を。入っているものだけでなく、誰のものかを記しておくと、家族で定位置を共有できます。
3 使用頻度の高いものはつるす
歯ブラシやコップなど毎日使うものはS字フック(吸盤タイプ)で、つるします。出し入れの手間が省け、置きっぱなしも防げます。このとき、クロスも吊るして置くと、使用後にサッと水拭きができます。家族全員の習慣になるといいですね。
ストック品は抱え過ぎない
災害や感染症などの心配から、買い置きをしている家庭も多いでしょう。それ自体は良いことですが、日用品にも使用期限があります。未開封で3年、開封後は半年から1年が目安と言われています。ストック品は抱え過ぎず、適正量を保つようにしましょう。
ちなみに筆者宅では、洗面所に置くストック品は、シャンプーとリンス、石けんだけにしています。それ以外は、別の場所に保管。前述の3つは入浴中に気付くことが多いので、すぐ取りに行けるようにです。
洗面台の上は、基本スッキリに
洗面台の上は、あまりものを置かないように。これだけで、スッキリした状態になり、ホテルのよう。そうなれば、きれいにしておこうという、気持ちも生まれますね。洗面所を含む水回りがきれいな家はそれだけで、清潔さが感じられます。
洗面所の整理を通して、家族が心地よく過ごせるきっかけになれば、いいですね。