土鍋の目止めについてと目止めの方法
こんにちは、オスカーホーム福井営業所です。
寒い日が続きお鍋の恋しい季節になりましたね。そんな時活躍するのが土鍋。土鍋は保温効果や遠赤外線の効果により食材をより美味しくする役割を果たしてくれます。
そんな土鍋にも最近は様々な種類がありますが、昔ながらの製法で作られた土鍋は、まず購入後に「目止め」と言う作業が必要なことはご存知でしょうか。
「目止め」とは
無数の小さな穴を、粘り気のある食品のでんぷん質で塞ぐ作業を言います。
土鍋の素材である陶土には無数の小さな穴があり、使い始めはまずこの穴を塞ぐ必要があります。この陶土の無数の穴を「目」と呼び、この目を塞ぐことを「目止め」と言います。
目止めをすることで、目から亀裂が入ったり、目に汚れや臭いが染み込んでしまうことを防ぎます。
目止めの方法
- 土鍋をしっかり水洗いし乾燥させる
- 8分目まで水を入れ、ご飯もしくは小麦粉を水の量に対し1/5くらいを目安に入れる
- かき混ぜてフタをせずに弱火で1時間加熱する
- 自然に冷めるまで待つ
- 中身を取り出し、水洗いしてしっかりと乾かす
少々手間がかかりますが、初回だけではなく定期的にこの作業を行うと土鍋は良い状態を保ち長持ちするそうです。ただ、最近は目止め不要のお鍋などもあるので付属の解説書があればその方法に従ってくださいね。
土鍋でいろいろな料理を楽しみながら、寒い季節をあたたかく過ごしましょう!