絵画もサブスクリプションする時代?
いろいろなものが、サブスクリプション(会員制の定額サービス、以下サブスク)されていますが、最近は絵画のサービスもあるそうです。
目次
絵画のサブスクとは?
一般的に絵画のサブスクは、インターネットで好きな作品を選ぶと自宅やオフィスに郵送されるというもの。最低利用期間は、1か月間、3か月間と業者によって異なります。返却や交換の際は、作品が届いたときの箱や緩衝材を戻します。
絵画のサブスク、メリットデメリット
概要がわかったところで、絵画のサブスクのメリットデメリットを紹介します。
メリット
1 高価な原画をリーズナブルにレンタルできる。
大きなパズルやポスターを壁に飾って、アートを楽しむことはできますが、原画の迫力にはかないません。とはいえ、原画を購入すればA3サイズで14万円程度が相場で、なかなか高価です(作家の知名度や希少性にもよる)。でも、サブスクを利用すれば月額3000円前後のプランで、借りられるのです。
2 交換ができるため、季節や気分に合わせた絵画を飾ることができる。
手数料が発生する場合もありますが、季節やそのときの気分に合わせて絵画を交換ですることが可能。
3 未知の作品と出会ったり、絵画の知識が広がったりする。
自分の好きなアートを選ぶ以外に、「おまかせ」プランもあります。多くのサービス会社は、専用のコーディネーターやコンシェルジュ(博物館学芸員の有資格者がいる場合も)が在籍しており、絵画選びを手伝ってもらえます。飾る作品が決まらないときにおすすめ。自分が知らなかった、素敵な作品に出会えるかもしれません。
また、解説書やフリーペーパーなども送られてくるので、絵画の知識も広がります。
デメリット
1 月額料金の他に、送料や交換手数料、保険料がかかる場合も。
会社によって送料や交換手数料が月額料金込みなのか、別途なのか異なります。契約前に確認を。とはいえ、料金が加算されても、破損や汚損、紛失などのリスクに備えて絵画保険料が備えてあると安心です。
2 取り扱いは十分に注意。
絵画保険料に入っていても、レンタル品ということは忘れずに。特に作品は触らないように、箱から出し入れするときは細心の注意を払いましょう。専用の手袋を用意するのも、いいかもしれませんね。
3 サブスクは解約するまで固定費がかかる。
一般的にサブスクは、解約するまで定額の支払いが続きます。時々、契約の継続について見直す機会を設けましょう。
こんなサービスも
ゴッホやモネ、ルノアールといった人気作家の作品は、リトグラフでも高いもの。これらをA4サイズの複製画で届けてもらえるサービスも。こちらは返却不要なので、コレクションできます。名画を自宅で楽しめる、うれしいサービスです。
絵画が家に1つあると、心が和むもの。サブスクで、お手軽に楽しんではいかがですか。