日照時間が少ないことによる人体への悪影響
こんにちは、オスカーホーム富山営業所の小林です。だんだんと日が暮れるのが早くなってきましたね。
これから冬になるにつれてさらに日照時間が短くなっていきますが、日光を浴びる時間が少なくなると、人体にどのような影響が出るかご存じですか?
日照時間が少ないことによる人体への悪影響
1 ビタミンD不足になる
日光を浴びることによってビタミンD合成が刺激されます。
ビタミンD不足は丈夫な骨を維持し、血中カルシウム濃度を一定に調整する役割を担っています。ビタミンD不足になると、骨軟化症や骨粗しょう症などになる恐れがあります。
2 免疫力が低下したり、精神的な悪影響が出たりする
日光を浴びることで、幸せホルモンであるセロトニンが増加します。精神を安定させる作用がありますが、これが不足すると「冬季うつ」と呼ばれる状態になることもあります。詳しくは「冬季うつ」にはご用心」の記事をご覧ください。
また、日光不足が直接の原因かはハッキリしないところもありますが、日照不足が自殺率に影響を与えているかもしれないという研究結果もあります。たしかに、日本の都道府県別の自殺率ランキングと日照時間のランキングを比べてみると、相関がありそうな順位となっています。ご興味のある方は調べてみてください。
今回は、日照時間が少ないことで引き起こされる人体への悪影響をご紹介しました。日照時間が短い年は野菜の生育に影響が出る、という話と同じように、日光にあたらない時間が長くなることは人体に様々な問題を引き起こします。
冬が近づいてきますが、寒さや雪への対策とともに、日光を浴びる時間にも気をつけてお過ごしください。(ただし、紫外線の浴びすぎはもちろん悪影響ですのでご注意ください)。