火災に強い家づくり、省令準耐火構造の住宅とは
こんにちは、オスカーホーム石川営業所の仁平です。今回は「火災に強い家」について解説していきます。
目次
火災に強い家
「総務省消防庁」によると、令和2年度の全国の火災発生件数は34,691件に上ります。1日あたりおよそ95件の火災が日本のどこかで発生しています。
火災の発生リスクは、実はかなり身近に潜んでいます。そのため、火災への対策は非常に重要となってきます。「寝たばこをしない」や「火災報知器をつける」等、方法は様々ありますが、それよりも何よりも家づくりの段階で「火災に強い家」にすることが重要です。
住宅の耐火性と省令準耐火構造
火災に強い家をつくるためには、住宅の耐火性を高める工夫を取り入れているかどうかが重要なポイントになります。そこで耐火性の基準のひとつとなるのが、「省令準耐火構造」です。
省令準耐火構造とは、建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持っている住宅の事です。(詳しい取り決めについては住宅支援機構HPの「枠組壁工法を用いた住宅の省令準耐火構造の仕様」をチェック!)
省令準耐火構造のメリット
省令準耐火構造の主なメリットは大きく分けて3つあります。
1.隣家などの外部からの延焼を防ぐ
屋根材や外壁材などを防火素材にすることで、外部からの延焼を防止し、火災の発生リスクを抑えます。
2.火災が発生した部屋から火を外に出さない
一般的には、部屋の壁や天井に、耐火性のある石膏ボードを利用するなど、火災が起こった部屋から一定時間火を出さない構造にします。
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)に用いられる「ファイヤーストップ構造」は、その名の通り火を外に出さず、火災の発生源となった部屋から燃え広がるのを防ぎます。万が一火災が起きた際も、被害を最小限抑えることができます。
3.火災保険が約半額になる
火災保険は住宅の柱や壁の種類や、耐火性能に応じて「非耐火構造」か「耐火構造」、「マンション構造」の3つに分類されます。省令準耐火構造の住宅は「耐火構造」に分類されるため、「非耐火構造」に比べ約半額の保険料となります。また地震保険においても通常の木造住宅よりも軽減されています。
オスカーホームでは、ツーバイフォー工法を採用していることで“省令準耐火構造”となっております。
火災に強く安心・安全で、火災保険料も半額になる住まいにご興味を持っていただけましたら、ぜひオスカーホームにご相談ください。