家事シェアって何?
こんにちは、工事グループの千葉です。突然ですが、私も先日知った言葉ですが「家事シェア」をご存知でしょうか?
家事シェアとは
お手伝いとは違い、パートナーや子どもに主体的に家事を取り組んでもらうということです。
そもそも、なぜこの言葉が出てきたかというと、「家事は基本的に母親の仕事」という価値観がベースにあり、夫や子どもは手伝いとして参加する印象が強いため、家事シェアという言葉が生まれたそうです。
家事シェアには2つの種類があります。
家事シェアの種類
一つは、分担型(プロジェクト型)で、もうひとつは指示型(トップダウン型)とされています。
分担型
それぞれが主体的に家事を行い、自分が決めたタイミングで自分のやり方で実施するのが分担型になります。
指示型
指示型では、夫婦のどちらかが、プレイングマネージャーのような役割をします。作業のやり方について明確に指示を出します。
家事シェアをすると、どんないいことがあるの?
東京ガス都市生活研究所が発表している「生活者からみるマーケティング第1回 生活定点観測調査にみる「家事楽・時短」」では、夫が家事行うと、妻のストレスが減るという結果も出ています。ストレスが20%ほど下がると言われています。
夫婦円満の秘訣は、家事にあるかもしれませんね。
最近では夫の家事参加は増えているそうです。同じ調査によると、1993年から2014年までを比較すると、後片付けは約1,7倍も増えています。
しかしながら、お子さんの家事参加は減少しているそうです。原因を見てみますと、在宅時間が少なくなっているからということのようです。学校の後に習い事をして、お家に帰る子どもたちが増えているようです。
名もない家事
調べていくと、「名もない家事」というものが目に入りました。具体的には、このようなことを指します。
- 掃除機は掃除をするための道具ですが、掃除機自体の掃除は誰がするのか?
- トイレットペーパーが空になった時にすぐに交換していますか?
- 届いた郵便を、そのままテーブルに置いていませんか?
- 団地の会合など誰が行っていますか?
書いている私ですら、ちょっと耳を塞ぎたくなります。
最後に私の好きなアニメ「あたしンち」のお母さんのセリフで締めようかと思います。
「子どもには夏休み・冬休みがあるが、主婦には1年中、ゆっくり休める日がない!」
これは世の中の主婦(主夫)も感じていることです。約61%の方が思っているそうです。家族の助け合い=【家事シェア】が必要ですね。