「耐震と制震の違い」について
こんにちは。6月に祝日が欲しい石川営業所・仁平です。早くも1年の半分が終わり、折り返し地点に差し掛かってきました。あと半分、頑張っていこうと思います。
さて今回は「耐震と制震の違い」についてお話していこうと思います。
耐震と制震の違い
耐震性、耐震等級とは
耐震性、耐震等級と呼ばれるものは「揺れに対してどれだけ耐えられるか」を表しています。
例えば、耐震等級1であれば「阪神淡路大震災レベルの大きい地震で即時倒壊しないレベル」といったように、「一定の地震・揺れに対し、どの程度の性能があるか」を示すもので、いうなれば揺れに対して直接的に関与する性能だと言えます。
制震とは
一方で、制震と呼ばれるものは「住宅にかかる揺れの軽減」を表しています。
地震の揺れをエネルギーとして捉え、建物の構造に組み込んだエネルギーを吸収する装置=制振装置によって揺れを抑制します。建物の揺れを抑えることで構造へのダメージを減らし、繰り返しの揺れによる歪みなどのダメージの蓄積を軽減することができ、建物の安全性を高めることができます。いわば制振装置はクッションのようなものです。
実際に地震があった際には、まず制振装置で揺れを軽減し、その後軽減された建物の揺れを耐震性能で耐えます。お互いがちゃんと機能して住宅の安全性は守られているので、耐震性能が低い建物には、どれだけいい制振装置を付けても意味はありません。
オスカーホームでは、最高の耐震等級である耐震等級3が標準仕様です。「命が助かった」とか、「取り敢えず家が壊れなかった」という耐震性ではなく、被災後にもいち早く元の暮らしを再開できる住宅でありたいと考えております。
また、オスカーホームの住宅はインナーガレージ付き住宅で耐震等級3を取得しています。
オスカーホームのHPでも詳しく説明しております。