庭木の剪定で気を付けることは?
こんにちは。富山営業所です。先日お休みの日にふと外を見ると、数少ない我が家の樹木の一本がもさもさと生茂り、鬱陶しそう。天気が良く、特に他に予定も無かったので「剪定しよう!」と思い立ちました。
(*不要な枝を切り落とすなどの本格的な剪定は葉が落ちた後の寒い時期が基本です。今の時期は伸びすぎた葉を落としたり、形を整える軽い剪定をお勧めします。)
庭木の剪定で気を付けることは?
剪定バサミだけを持って、バチンバチンと勢いよく枝を切りはじめました。しばらくすると、何やら上から葉っぱ?が落ちてきました。腕に当たった瞬間…
痛い!
びっくりしました。「何か」に刺されました。
水ですぐ洗い流し保冷剤で冷やすも、しばらくすると熱感とチクチクした痛みが出てきました。ブツブツ腫れきて、痛痒い。
時すでに遅しです。その後、しばらく症状は続きましたが、幸い4~5日ほどで完治しました。
さてこの落ちてきた「何か」の正体は…お気付きの方も多いと思いますが、ケムシでした。
この緑色の杉の葉みたいな?サボテンみたいな色鮮やかな虫がイガラの幼虫です。剪定前にはケムシなどがいないか目視はしましたが、分からなかったのです。こんなに色鮮やかなのに。。。
ただ春先に兆候はありました。
こんな感じの卵型の物体が幹に付いていたのです。駆除しようと試みましたが、なかなかがんこにくっ付いていてそげ落すのも大変だったのです。これがイガラの蛹と知ったのは刺されたあとでした。。。
準備するもの
この時期に剪定をする場合は、下記の備品の準備をおすすめします。
- 出来るだけ露出を控えた服装
- ゴム手袋(軍手ではケムシの毛は防げません)
- 帽子
- 長袖、長ズボン(必須ですが、熱中症には注意です)
- マスク
- 保護メガネ
- 出来ればビニール製の合羽があるとなお良し
剪定の事前準備・処分
剪定数日前に殺虫剤を樹木にかけて下準備をすると良いかもしれません。
切ったら枝ごとビニール袋へ。しっかり封をする事を忘れずに!あとは燃えるゴミへ出します。ゴミの処分方法については、各自治体のHPをご確認ください。
> 富山市HPの「燃やせるゴミ ゴミ出しルール」
今回はこれぐらいで済みましたが、今後はこれ以上痛い目を見ないためにできる限りの事前準備はした方がよさそうです。