ゴミ箱は、ここまで進化した!
ゴミのリサイクルや減量、私達のゴミに対する意識は少しずつ高くなっていますが、ゴミ箱に対しても変化しているようです。今回は、そんな進化を遂げるゴミ箱を紹介していきます。
目次
進化したゴミ箱
フタの自動開閉機能
昔からあるフタつきゴミ箱。ペダルを足で踏むタイプが一般的でした。しかし今では、特にコロナ禍を通じて、ものに接触する機会を減らしたい考えることから、全自動開閉式が増えています。
人感センサーでフタを自動開閉。人が近づくと素早くフタが開き、離れると閉じる。ゴミ箱に一切触れずにゴミを捨てることができます。
ただゴミ箱のすぐ近くを通ると、「捨てにきた」と認定されてフタが開いてしまい、驚く人も(ペットも)。慣れるまでは少し時間が必要かもしれません。
ゴミ袋密閉機能
ゴミ箱にゴミ袋を被せて、溜まって来たら取り出して密閉。そして、新しいゴミ袋を設置。このような手作業で行う作業を、自動的に行うゴミ箱もあります。
専用のゴミ袋のリフィルを設置すると、ゴミが溜まったらボタンを押すとゴミが自動密閉。においや水分も閉じ込めてくれます。ゴミ袋を取り出すと、自動的に新しいゴミ袋をセット。
ゴミの圧縮機能
ゴミ箱内で、ゴミを圧縮する機能も。電気を使わずに、ゴミ箱の内部のレバーを持ち上げるとプレートが出てきてゴミを圧縮。手を汚さずに、ゴミを3分の1程度に圧縮。ゴミの減量にも一役買っています。
掃除機とゴミ箱が合体?!
これだけでもゴミ箱の進化を感じますが、さらに上をいくのは掃除機と一体化したゴミ箱。
普段はフタつきゴミ箱として活用。そこに附属のホースを装着し、コードをプラグに差し込むと、掃除機に早変わり。
ゴミ箱の周囲は細かいゴミが散らばることが多いので、さっと吸い込めると便利ですね。吸い込んだゴミはもちろん、ゴミ箱内のゴミ袋に入るので、無駄がありません。ティッシュペーパーの切れ端や髪の毛のゴミが出る洗面所や、または小麦粉や米粒、野菜くずなどが落としやすいキッチンに置いてみると、役に立ちそうです。
自動開閉ゴミ箱選び方のポイント
上記のような機能を備えたゴミ箱ですが、大きさ形などはそれぞれ。選び方のポイントは、
1.大きさ(容量)
家のどこに置くかで容量が変わってきます。
2.フタの開閉方向
縦開きと横開きがあるので、開閉スペースを考慮して。
3.電池式か充電式か
ゴミ箱が自動で動くためには、電池が必要。どのくらいの本数が必要か、1度の電池交換でどのくらい稼働するのか、事前に確認を。また充電式の製品もあります。電池式に比べると稼働時間は短い傾向がありますが、使い勝手で選んでください。
自動開閉ゴミ箱と聞くと、ぜいたくな感じがしましたが、衛生的に過ごせるのであれば良い選択かもしれませんね。