温水洗浄の便座が少しグラグラする理由
こんにちは、オスカーホーム高岡砺波営業所です。
当社では朝礼の後、社内の清掃をしていますが、私はもっぱらトイレの掃除を行っております。なので、トイレのことは結構わかっているつもりでしたが、他の営業マンで引き渡したお客様から「便座の裏の凹凸が左右で高さが違うのはなぜですか?」との質問があったそうです。
毎日のように掃除をしていながら、高さの違いにまったく気づいていなかった自分。このお客様の観察眼の鋭さに脱帽しました。
そういわれてみると、トイレに座ると少し左右にぐらぐらするような・・・と感じたこともありました。その理由は便座の裏の凹凸部分の高さの差が原因だったんですね!今回は「なぜ便座の裏の凹凸が高さが違うのか」について調べてみました。
温水洗浄便座のグラグラの原因
まず、この特徴は温水洗浄便座の場合のみ。高さが違う部分は、便座を上げると上の方にある2つの出っ張りです。(でっぱりの部分をクッションと言うことにします)パナソニックの場合は以下のように右側の箇所が高くなっているそうです。
そして、人が座っていないときは便座は一つのクッション以外は少し浮いているそうなんです。
なぜ浮かしているのか?
実はこれ、トイレに誰も座っていないときは、おしり洗浄のスイッチを押しても出ないための安全装置だそうです。
おしり洗浄などの機能は、便座と便器の接続部分にある「着座スイッチ」がONにならないと出ないようになっています。右側を高くして、座った時にしっかりと着座スイッチが反応するように設計されているとのことでした。
Eテレの「デザインあ」を見てるような気持ちになってきました。ちゃんとした理由があって、デザインされているんですね!