加湿器は自分の目的に合ったものを選ぼう

2022年2月1日

著者：oscar

いろいろな種類が出ている加湿器。その、加湿方法やお手入れ方法などを紹介します。購入する際の参考にしてください。

加湿器の種類

加湿器には大きくわけて4種類あります。

気化式	水で湿らせたフィルターに、ファンで風を送って加湿する。
スチーム式	水を加熱して蒸気を発生させる。
超音波式	水に超音波を当て振動させ、霧状に放出して加湿する。
ハイブリッド式	気化式の加湿器にヒーターを組み合わせて、水で湿らせたフィルターに、ヒーターで温めた温風をファンで送り加湿する。

一口に加湿器と言っても、仕組みに大きな違いがあります。そうなるとメリット・デメリットも異なります。以下で1つ1つ見ていきましょう。

ファンだけが動くので、電気代があまりかかりません。熱が出ないので、室内が熱くならず、特に乳幼児のいる家庭では安心して使えます。加湿し過ぎがなく、一定の湿度を保つことができます。

加湿に時間がかかります。また、吹出口から湿気を含んだ空気が出てくるので、冬場は寒いと感じることも。ファンのモーター音や吹出口からの音が、大きくなることも。

ヒーターで水を加熱するので、すばやく加湿できます。水を沸騰させるので雑菌の心配がありません。また、冬場は部屋の温度を上げられます。

ヒーターを使うので電気代がかかります。熱いお湯が溜まっているので、乳幼児のいる家庭では注意が必要。勢いよく加湿できる分、加湿し過ぎることも。

本体の価格が安く、電気代があまりかかりません。ヒーターがないので、室内が熱くなりすぎません。コンパクトサイズが主流。ファンがないので動いても大きな音がしません。

水をそのまま排出するので、雑菌が室内に放出されることも。霧状に放出されるため、壁やカーテンが濡れやすいです。

温風を使うため、気化式よりすばやく加湿できます。温度が高いときはヒーターを使わず、気化式として動作するので、電気代を抑えられます。

2つの機能を搭載しているので、電気代がかかり、本体価格も高め。

加湿器のメリット・デメリットを踏まえて、タイプ別に分類してみました。

これらは一例ですが、家族構成や設置場所。使用時間などを考慮してそれぞれのご家庭に合うものを選んでください。