冬の住まいのお手入れとトラブル対処
こんにちは、オスカーコールセンターです。12月となり今年も残り少なくなってきました。
気象庁の12月から2月までの冬の期間の3か月予報では、ラニーニャ現象が発生した影響で寒い冬になる可能性があるそうです。日本海側の降雪量は平年並みか平年より多い予想となっています。昨冬のような大雪とならないことを祈るばかりです。
さて、今回は冬の住まいのお手入れとトラブル時の対応についてです。
冬の住まいのお手入れ
大掃除
12月は大掃除の時期。レンジ周りの油汚れなど普段あまりお手入れできないところを中心に、順序よく掃除するために早めに計画しましょう。24時間換気システムは換気扇だけではなく給気口(第1種換気システムの場合は給気グリルと排気グリル)もしっかりとお掃除しましょう。
外回りも点検して傷んだ箇所があれば早めに修理の連絡をしましょう。連絡が送れると修理が年明けになる可能性もあります。
消火器の点検
建物火災の発生件数は冬から春にかけて増加する傾向にあります。火の元には十分注意し、消火器の使い方や置き場所について家族で確認しておきましょう。また、消火器には使用期限がありますので必ず確認しておきましょう。
令和2年版の「消防白書」によると、一年を通しての火災件数平均は1,750件で、最も火災が多い月は1月(2,226件)、4月(2,050件)、2月(1,935件)、3月(1,934件)という結果が出ています。
室内の湿度管理
冬は空気が乾燥する季節です。床暖房やエアコンといった暖房器具を使用していると「過乾燥」となることがあります。乾燥は美容の大敵ですし、インフルエンザや風邪も引き起こしやすくなるので避けたいところです。
室内の最適な環境の目安は「温度20℃、湿度50%程度」
過乾燥の対処法としては、空気清浄機能もある加湿器などを設置することをお薦めします。また、室内の湿度を調整してくれる「観葉植物」などの植物を部屋に置くことや、洗濯物の室内干しも住宅に適度の湿気をもたらしてくれます。
冬のトラブル
水道配管の凍結
寒冷期には水道管が凍結することがあります。防止のため夜間には、水栓から1分間に200~300ccの水を出したままにしておきましょう。
また、エコキュートやガス給湯器のふろ配管の凍結予防運転は、浴槽の水を排水せず残しておきましょう。注意点として循環口より10cm以上貯めておく必要がります(メーカーにより異なりますので、くわしくは取扱説明書をご確認ください)。
凍結してしまった場合は、気温が上がって自然に水が流れるまで待つことをお勧めします。ただ、軽い凍結なら地面から露出している水道管や水栓などにタオルか雑巾をかけ、その上からゆっくりと「ぬるま湯」をかけると直ることもあります。このとき、「熱湯」をかけることは禁止です。管や栓が破裂する恐れがあります。
もし水道管の破損で水漏れしている場合は、オスカーコールセンターまでお電話下さい。
フリーダイヤル 0120-00-8912
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