大掃除は事前準備で効率よく
大掃除を効率的に行うには、事前準備が大切です。1か月前を目安に、少しずつ始めましょう。
目次
その1 断捨離
掃除は、汚れを除いてきれいにすること。これに、片付けや断捨離を一緒に行うと、やることが多すぎてパニック状態になります。不要なものがあれば掃除はできないので、まずは断捨離から始めましょう。
「年末」「大掃除」という言葉を耳にすると、断捨離モードに入れる人もいます。このような人は問題ないのですが、なかなか捨てられない人もいます。そのような人のために、以下に家の場所別に捨てるべきリストを作りました。
家の場所別、捨てるべきリスト
台所
古い食材、食べ残し、賞味期限切れの瓶詰や缶詰(捨てるときは中身と容器を分別)、欠けた食器、気が付いたら溜まっていた割りばしやプラスティックのスプーンなど
洗面所と浴室
使いきれなかったシャンプー類、さびたカミソリの刃、かびの生えたスポンジなど
居間
インクの切れたボールペン、欠けた定規、短すぎる鉛筆、古雑誌、チラシなど
クローゼットやたんす
傷んだ下着、穴の開いた靴下、ボロボロのタオル(切って、ぞうきんにする方法もあり)、サイズの合わなくなった衣服など
このようにまとめると、「使えない」「使わなくなった」が断捨離する目安になりそうです。
その2 大きなごみは収集日を確認
大きくないものは、通常のごみ収集日に捨てられますが、大型ごみは予約制です。年末は予約が取りにくいので、捨てると決まればすぐに連絡を。年明けになる可能性もあります。でも年内に行動を起こす(予約をする)だけで、一歩前進です。年末年始はごみ収集日が変則的になるので、事前に確認しておきましょう。
その3 ぬめり汚れを落とす
台所や洗面所、浴室の排水溝。手入れを怠るとドロドロのぬめりが溜まってしまいます。そうなると、触りたくないですよね。ただこの汚れは、換気扇などの油汚れのようにこびりつきがないので、洗剤をかけて放置すれば汚れは落ちます(洗剤をかける→15分ほど放置→水で流す)。
ただ、放置した時間とぬめりは比例するので、ぬめりがひどい場所は何度か洗剤をかけてください。大掃除をしようと決めた日から逆算して、数日かけてぬめりを取っておけば、当日の掃除に手間はかかりません。
その4 大掃除の外注も検討
自分のスケジュールを考えて、大掃除に時間をかけられないと判断したら、家事代行サービスに外注するのもひとつの方法です。とはいえ、年末は予約が取りにくいので、思い立ったらなるべく早く連絡を。
少し早く動くことで、大掃除は余裕をもって行えます。対して動くのが遅くなっても、あせる必要なし。最小限にとどめて、温かくなってからやろうという気持ちで構えましょう。