書類と本の整理方法
賞味期限のある食品と比べて、本や書類は「傷むわけではないし」と処分や整理が後回しになりがちです。
長男の子ども部屋確保で、書類と本を整理した筆者
筆者の長男は小学6年生(2021年現在)。自分の子ども部屋がほしい年頃です。そのため1室を開ける必要があるのですが、そのために行ったのが、筆者の私物の整理。書類や本が、家のあちこちに置いてあるという状態でした。
こんな筆者の経験も踏まえて、書類と本の整理方法についてお伝えします。
書類は1枚ずつ必要性を確認
書類は、仕事・プライベートに関わらず、ひとまとめにして、1枚ずつ手に取り、必要性を確認します。最近はインターネットでも、多くの情報を得られます。ですので、現物がなくても支障がないものは処分します。
例えば、インターネットに情報がない書類だけど、現物で残す必要がないもの。これは、写真を撮ったりスキャンをしたりしましょう。手紙や日記帳など、唯一無二のもの。これは書類とは思わず、「思い出」として保管場所を分けましょう。箱に入れ押し入れにしまうのがおススメです。
このように書類を整理すると、スッキリするはずです。そして残るのが以下の、処分してはいけないもの。
処分してはいけないもの
- 提出予定のある書類。提出期限を忘れないために、提出期日毎にファイリング。
- 保管義務のある書類。保管期日を記して、ファイリング。これは一定期間が過ぎたら、処分することも念頭に置きましょう。
すべての本を本棚から出してみる
次は本の整理です。まずは、すべての本を本棚から出してみましょう。おそらく、本の多さに驚くことと思います。そして、本や本棚の溜まっているホコリにも驚くでしょう。
まずは、本棚を掃除。片付けと掃除は一緒に行わない方が良いという意見もありますが、本を前にして掃除をすると、「ホコリを溜めないように本を整理しよう」と筆者は思います。
ここでも、1冊ずつ手に取り、「何で持っているのか? いつ読んだのか?」を考えましょう。ここで大切なのは、「マンガ」「小説」「料理」などカテゴリー分けをせずに、「自分にとって、どういう存在か?」という視点を忘れずに。
そうすると「頻繁に読まないけど、もう手に入らないから保管したい本」「シリーズものでコレクションしたい本」なども出てきます。これは、日記や写真と同様「思い出」として箱に入れ押し入れにしますのがおススメ。そして、よく読む本は取り出しやすい場所に置きます。
筆者は、本や書類を大掛かりに整理した当初、本棚が寂しいと感じました。でも、本を探すのに時間がかからないし、ゆとりがあるので本の出し入れがスムーズ。そして、永らく読んでいない専門書を思い切って処分。幸い良い値で買い取ってくれました。インテリア(見栄とも?)で置いていたなと実感。必要な人に、届いてほしいなと思っています。