漂白剤でシミ落とし
白いTシャツやYシャツに、袖を通す機会が多い季節。白色はシミや汚れが目立ちやすいのが難点です。
目次
漂白剤でシミを落とそう
シミができたからといって、着るのを諦めるのは残念。漂白剤を使って、白さを取り戻すことができます。ただ、その種類や使い方によっては衣類を傷めることがあるので、注意が必要です。
洗濯におススメなのは、酸素系漂白剤
漂白剤には、塩素系と酸素系があります。
塩素系漂白剤は、カビ取りなどにも効果があるかなり強力なもの。その分副作用も大きく、色柄物は色落ちや変色を起こしてしまいます。また、白い物でも衣類に使用されている樹脂や表面の加工剤に反応して、逆に黄ばんでしますことも。
ということで、家庭での洗濯にはおススメできません。パッケージに「混ぜるな危険」と目立つように書いてあるので、分かると思います。おススメは、酸素系漂白剤。塩素系に比べて漂白力が緩やかなので、色柄ものにも使えます。
白いTシャツをより白くするには
Tシャツの、襟汚れの黄ばみが気になる場合
- 事前に洗濯して他の汚れを落とします。漂白剤は余分な汚れがあると、それにも反応してしまいます。黄ばみを効率よく落とせるようにしましょう。
- 40度程度のお湯を3ℓほど用意し、大さじ1杯程度の粉末の酸素系漂白剤を溶かします。水温は低すぎても高すぎてもダメ。特に高すぎると、漂白効果がすぐになくなります(ということで、熱湯は避けてください)。
- 30分は付け置きしましょう。寝る前に浸して、翌朝の洗濯時に他の衣類と一緒に洗濯すると、手間がかかりません。
そもそも、シミを作らないようにするには
食べこぼしなどの「事故」は仕方ないとしても、そもそもシミを作らないようにする方法はあります。
洗濯の基本になりますが、
- 洗濯機に詰め込み過ぎない
- 水量を増やす
- すすぎは2回行う。
これらを守りましょう。
「40度のお湯を用意する」これはハードル高いなと、筆者は思ってしまいますが、できてしまったシミにはこれくらいの対応が必要なのでしょう。ですから、洗濯の基本を守り、再発防止に向けたいものです。お気に入りの服は少しでも長く着たいですよね。