自宅作業に集中できる、机周りの作り方
在宅ワークが増えた昨今。自宅での作業は集中できていますか。今回は集中できる、理想の机周りの作り方をお伝えします。
散らかっている机は、集中力が落ちるだけ
「仕事は家の外でする派。だって、自宅は誘惑が多いし、人目がないとダラダラして集中できないから」そういう気持ちも分かります。外に出ることで、オンオフの切り替えができますから。でも昨今はそうも言っていられません。
集中できない理由の多くが、机周りが散らかっていること。まずは、自宅の机周りを撮影して客観的に見てみましょう。仕事と関係ない読みかけの本や未処理の書類、食べかけのお菓子、リモコンなど、多くのものが乗っている密状態ではないでしょうか。
机を物置場にしない
机は作業場であって物置場ではない!という前提で考え、基本物は置かないようにしましょう。
机の上を「無」にする代わりに、机周りにカラーボックスやキャビネットを置き、作業開始に合わせてこれから使う物を出し、終わったら元に戻します。習慣として1日の始めと終わりに机の上を「無」にすることで、自宅にいながらもオンオフの切り替えができます。
辞書や筆記用具など毎日使うものもあると思いますが、それも毎日片づけましょう。オフタイムのとき、仕事の道具は目に入れない方がリラックスできます。
パソコンに貼り付けるメモは?
忘れないようにと、必要なことをパソコンのモニターなどにいくつも貼り付けている人もいます。これは、作業中に別の作業を思い出して集中できなくなるので逆効果。パソコンやスマートフォンに入力して、カレンダーのリマインダー機能を使うようにしましょう(アナログの筆者は、手帳に書いて1日1回見るようにしていますが)
つまり、机にあるのは今日使う道具だけにしておきます。実際、これくらいにしておくと、資料を広げるのにもストレスがありません。
定期的な整理は必要
衣替えではありませんが、机周りも定期的な整理は必要です。できれば1週間に1度、今週使わなかった物は一度押し入れなどにしまうのもありです。また、ひとつの作業が片付いたときも整理の機会。しばらく見ない資料などを、しまいましょう。気持ちの切り替えにもなります。
職場では本や書類を「積んどく」状態でも、仕事はできるのかもしれません。でも自宅は生活の場なので、オンオフのメリハリを付けられるように、すっきりさせておきたいものです。