汚れを溜めずに、きれいをキープ!汚れやすい場所別
頑張ってお掃除する以上、きれいな状態はキープしておきたいもの。今回は、汚れを溜めないお手入れ方法をお伝えします。
換気扇のきれいをキープ
油やホコリでベタベタになりやすく、高い位置にあるためこまめな手入れが難しい換気扇。お手軽なのは、ペーパー状の専用フィルターを取り付けること。ただし、つけっぱなしは厳禁です。汚れでフィルターが目詰まりした状態は、換気扇の吸い込む力が落ち、結果油分を含んだ空気が、台所や間取りによっては居間にまで広がることも。月に1回程度交換しましょう(下の写真のように、汚れが目立たないうちに)。
ちなみに、筆者は以前フィルターを使っていました。しかし、よく使っていた商品がなくなり、別のものに変えたものの、剥がれ落ちて使い勝手が悪く、使用を止めました。そこでフィルターは使わず、代わりに専用の拭き取りシートを使っています。拭くのは、夫。1週間に一度、お願いしています。
壁のきれいをキープ
タイル張りの台所の壁。丈夫で見栄えもいいですが、目地に汚れが溜まりがち。壁用の透明シートを貼り、汚れが目立ったら剥がしていきましょう。
水回りのきれいをキープ
洗面台や流しなどの、水回り。掃除をしても、水垢がすぐに溜まるのが悩み。長年使っていると、水をはじく力が弱まり、水キレが悪くなるのです。
汚れを落とした後、コーティング剤を塗り込むと、汚れをはじきやすくなります。ただ材質によって手入れが異なるので、メーカーに相談することをおススメします。
継ぎ目のきれいをキープ
洗面台と壁などの継ぎ目も、汚れが溜まりがち。ここには、マスキングテープを貼り、汚れたら貼り直します。壁と同系色の目立たない色を選ぶ方法もあれば、あえて異なる色を選び、インテリアのアクセントにする方法も。
家具の配置や選択できれいをキープ
家具を買い足したり、模様替えをしたりする予定がある場合は、掃除のしやすさを優先した配置に。
そのポイントは隙間を作ること。壁と家具の間に、手や掃除道具が入るようにしたり、掃除ロボットが入れるだけの足の高さがある家具を選んだりしましょう。
また、最近は洗濯機用のかさ上げ台があります。掃除がしやすくなるだけでなく、カビや悪臭の発生を抑え、振動や騒音を軽減します。落とした物が取り出しやすいのも、いいですね(苦労した経験のある筆者)。ただ、洗濯機は非常に重く、水平にかさ上げするのは難しいので、まずは業者に相談を。
日々の掃除が一番大事ですが、少しでもきれいをキープしたいもの。できるところから、一工夫してみてください。