カーテンとブラインドのお手入れ方法
汚れが気になるけど、手つかずになる、カーテンとブラインド。今回は、そのお手入れ方法をお伝えします。
目次
カーテンのお手入れ方法
普段のお手入れ方法
カーテンの素材は布。静電気が発生しやすく、ほこりも付着します。普段の掃除では、掃除機やはたきをかけて、ほこりを落としましょう。他の部分同様、上から下へが基本です。掃除機を使うときは、カーテンを輪ゴムなどで束ねて吸引力は「弱」に。
洗濯の目安と注意点
洗濯の目安は、洗える素材のもので1年に1回。レースカーテンは半年に1回。麻や綿などの天然素材や、レーヨンなどの化学繊維は縮みやすいので、これくらいの頻度で。
裏地に遮光機能があるものは洗濯不可の場合があるので、洗える素材か確認をしましょう。
洗濯の仕方
素材を確認して、さあ洗濯です。ここで問題なのが、カーテンフック。ただでさえ、高い位置にあるカーテンを外すのは面倒なのに、カーテンからも外すとなると、放置したくなります。
でも、カーテンレールがプラスチック製ならば、外さなくても大丈夫。最近のものは、生地を傷めにくいのです。とはいえ、このまま洗濯機に、というわけにはいきません。カーテンの上部を輪ゴムで束ねましょう。こうなるとヒダに沿って、屏風たたみになります。さらに縦半分に折って、洗濯ネットに。
洗濯機は十分な水量で、「弱」設定。脱水時間は30秒程度。その後は、カーテンレールにかけて、布地を伸ばして自然乾燥させます。
シェードカーテンも洗濯可能
紐で上下に開閉する、シェードカーテン。こちらは布地が取り外し可能で、上部を面ファスナーで止めているものが大半。洗濯は可能なものが多いです。
カーテンレールの掃除も忘れずに
カーテンだけでなく、カーテンレールも要注意。ほこりが溜まりやすいので、カーテンを掃除したついでに忘れずに。
ブラインドやロールスクリーンのお手入れ方法
ブラインドも、柔らかい布やはたきでほこりを落とします。また、軍手をはめて指を羽根の部分をつまむようにしてほこりを取る方法も。
ロールスクリーンも、同様。水拭きできる素材であれば、中性洗剤を柔らかい布に含ませて、汚れを拭き取ることもできます。
知っておきたい、カーテンとブラインドの寿命
カーテンやブラインドにも、寿命や替えどきがあります。厚手のカーテンは15~20年、レースカーテンは10年程度。ブラインドやロールスクリーンは7~10年。
これらを頭に入れつつ、日々のお手入れで大切に使っていきたいものです。