「新しい生活様式」に備え、新生活準備は早めに
気が早いかもしれませんが、「新しい生活用様式」に対応できるように、就職や進学を控えた方は、新生活の準備は早めにしましょう。
今時の住居へ望むこと
筆者は、大学進学から結婚まで10年余り一人暮らしをしていました。基本、「寝に帰る」生活だったため、古くても治安が悪くなければ平気。インターネット黎明期だったので、Wi-Fi環境にこだわる必要もありませんでした(1990年代の話です)。
しかし、今は違います。学生の場合はオンライン講義、社会人の場合は在宅勤務に対応する必要があります。
光熱費を抑える
オンライン講義や在宅勤務。これらを行うと、日中に自宅で過ごす時間が長くなり、光熱費が多くかかります。ですので、光熱費を抑える方法を考えましょう。
日当たりが良い住居を選べば、照明や暖房の費用が抑えられます。風通しが良ければ、冷房や除湿の費用が抑えられます。また、間取りもこれらには影響します。ワンルームより仕切りのある1Kの方が、省エネ効果があります。
周辺環境を確認
夜間は静かでも、日中騒がしい場合もあります。そういうときは、集中できないので注意。筆者は、妊娠して仕事を辞めたのですが、平日の日中在宅するようになり、周囲が騒がしいことに驚いたことがあります。
家具や電化製品を考える
住居が決まれば、次は家具や電化製品です。パソコンに向かったり、筆記したりするのに向く机やイスをそろえましょう。ソファやローテーブルの組み合わせはもちろん、こたつも長時間の作業には不向きです。
テレビかパソコンか、今時は悩む人もいるかもしれません。その場合は、まずパソコンの検討を。テレビを視聴できる方法もあるし、オンライン講義や在宅勤務には必須アイテムです。
引っ越しには時間とお金に余裕を
春は引っ越しの大繁盛期で、料金も高め(引っ越し業者曰く、1年で最も高額らしい)。簡単には言えませんが、新生活が決まり次第日程を抑えましょう。
金額を少しでも抑えるには、荷物を減らすこと。生活雑貨は最低限にして、生活しながら不足品を購入していきましょう。不用品はリサイクルシップやネットオークションに売却して、断捨離も兼ねて費用の足しに。
書きながら、ジェネレーションギャップを感じた筆者です。変わった面もありますが、計画的に動くことが最善なのは変わりありません。貯金をする、不要な物を整理するなど、できることを少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。