点検担当が外壁の苔・藻のメンテナンスをアドバイス
こんにちは、オスカーホームの点検担当です。
今回は外壁についた青苔、藻の掃除の仕方をレクチャー致します。
皆様は日頃、ご自宅の外壁を見渡す事はありますか。
毎日チェックするまで必要ははありませんが、チェックしていると苔や藻が付いているのを確認する事もあると思います。
これを放置していると、外壁表面に有機物が付いていることで水分を含みやすくなり外壁の寿命を短くする原因になります。外壁を長持ちさせるためにも、早め早めの対応が必要です。
点検及び確認の仕方
【発生場所・原因】
苔・藻の場発生所としては、森林地帯、湿地帯、田圃や河川、日光の当たりにくい所で発生します。
そこから繁殖した苔・藻が胞子を飛ばして外壁に付着し、日光が当たりにくく、湿気が多い場所で増えて行きます。
住宅の北側の外壁面で確認できる事が多い様です。小さな用水が流れていたり大きな樹木などが原因になる事もあるので、どこにでも苔・藻が付いてしまう可能性があると理解しましょう。
除去方法
【掃除道具】
①洗濯用漂白剤(ハイターなど)・カビ取りスプレー
②屋根まで届くホース
③バケツ
④スポンジ(又は柔らかなブラシ)以上です。
各メーカー色々と洗濯用漂白剤・ブリーチ類を発売していますが、その商品を洗濯機に使用する水の量に対して、更に2~3倍の薄さにバケツの中に作り、柔らかいブラシまたはスポンジにて苔の生えている所に塗布します。
5~10分放置して苔が消えた事を確認したら、水で洗い流します。(漂白剤は金属を腐食させる可能性があるので、しっかりと洗い流しましょう。)
苔・藻は汚れと違い、洗い流すだけでは根が残ってしまう為、ある程度時間が経過すると、再発する可能性が高いです。
ホームセンターでエクステリア用の苔・藻を枯らす専用の薬剤を販売していますので、酷い場合はこちらをご利用になると更に効果が期待できます。
苔が外壁のつなぎ目等に多く付着している場合は、外壁材の表面が剝がれている可能性、又はクラック等で外壁材内部に水分を含みやすくなっている可能性があります。放置しておくと大きなトラブルの原因になります。
専門のプロの目で確認していただき、適切な対処を行った方が良いケースがありますので、その時は是非ともオスカーホームにお声がけください。