掃除機はサイクロン式と紙パック式、どちらが良い?
こんにちは、最近、ハンディクリーナーを購入した、オスカーホーム富山南部射水営業所の千葉です。
前回の記事でご紹介した、22000Paの掃除機(吸引力がすごい!)は快調に仕事をしてくれています。見た目もすっきりとしていて、リビングの一角に置いてありますがそこまで邪魔ではありません。
後ろの壁紙と偶然にも同じ色合い!
掃除機を調べる際に「サイクロン式」と「紙パック式」の二種類があると思いますが、結局の所、どっちが良いのか?を今回は調べてみました。
目次
サイクロン式と紙パック式、どちらが良い?
日本でサイクロン掃除機が大ブレイクしたのは十数年前。サイクロン掃除機を発明したのは、誰もが知っているダイソンの登場は1980年代で、日本には90年から本格的に上陸をし始めました。2000年代に一大ブームになり、国内の家電メーカーでもサイクロン式の開発をし、「最新モデルの最上位機種=サイクロン式」と言う図が出来ました。ただ、サイクロン式の掃除機をイチから開発する事には、大きな投資が必要となるため、必然的に販売価格が高くなります。
2000年から独壇場だったサイクロン式は、欲しい人にはひととおり行き渡ったこともあって人気が一段落。2014年ごろには昔ながらの集塵方式である紙パック式の需要が再び高まってきました。
サイクロン式掃除機の特徴
メリット
1. 排気のキレイさ
吸い込んだホコリをダストカップに集めます。吸い込んだ空気を回転させながら遠心力によってホコリと空気に分離してゴミを集めていきます。空気はフィルターを通している為、紙パックより綺麗と言われています。
2. 紙パックの買い足しコストがかからない。
ランニングコストがかかりません。
3. ゴミが見えるので達成感を感じられる。
デメリット
1. 頻繁なゴミ捨てが必要。
ゴミを溜め込んでしまうと、本来の吸引力が失われていくためこまめにゴミ捨てが必要となります。
2. ゴミ捨て時にホコリが舞ってしまいがち。
ダストカップからゴミ箱にすぐに捨てる事が出来ますが少し間違えると大惨事に…。
3. 定期的なフィルターの掃除が必要。
故障の原因にもなってしまいますので、取扱い説明書を読んで、定期的に掃除をしなければいけません。(最近の物はほぼ水洗いが出来る掃除機が多いです。)
紙パック式掃除機の特徴
メリット
- 紙パックごと捨てる事が出来る為、衛生的。
- 定期的なフィルター掃除などが不要。(紙パックがフィルター替わりをしている。)
デメリット
- 紙パックの買い足しコストがかかる
- 排気される空気がゴミの中を通過するため、匂いや微細塵が気になる。
どちらが悪いと言うわけではありませんが、このようにメリット・デメリットは存在します。そこで色々な所も比較をしました。
吸引力で比べる
紙パック式掃除機の場合
掃除機が密封されている分、吸引力は強い。
サイクロン式掃除機の場合
吸引持続力が高い。
電気代で比べる
※1kwhあたり電力量単価27円として計算をしています。電気代参照機種:パナソニック(MC-SR570G)(MC-PK20G)
- 紙パック式掃除機:最大 1,888円/年
- サイクロン式掃除機:最大 1,182円/年
年間で700円ほど、お得になります。二つとも、良さがあると言うことですね。
いかがでしたか?結論を申し上げますと、どちらも良い所があり、デメリットも存在すると言う形になってしまいましたが、皆様の参考になればと思います。