ステイホームは、無理なく穏やかに
外出自粛を受けてのステイホーム。生活の中心がほぼ自宅になっているこの頃。今回は、在宅生活を無理なく穏やかに過ごす方法をお伝えします。
無理なく家事に励んでみる
せっかく家にいるのだから、家事をしっかりやろうと思う方も多いのでは。
家事は、勉強やデスクワークであまり使わない味覚や嗅覚、触覚を刺激し、五感を活発にする効果があります。拭き掃除や風呂掃除、料理、片付けなどで受ける刺激は、無意識のうちに心身のバランスを取っていると言われています。家族を巻き込んで、洗濯や掃除をどんどん任せて、運動不足の解消と心の安定につなげていきましょう。
ただし、「無理せず」が大切。この機会にと「断捨離」に励む人もいますが、精神面が安定していないのに、あれこれ手を付けると逆に心身共に疲れてしまうことも。
筆者の家庭では、この時期新たに購入したものが多いのですが、「買った分だけ処分」でプラスマイナスゼロを心掛けています。
筆者の家族の一日(平日)
筆者の家族は、夫と中学3年生の長女と小学5年生(2020年現在)の4人です。夫は在宅勤務をしています。
2020年4月に休校延長が決まった際、夫と平日の大まかな時間割を考えました。これまでも起床就寝時間を一定にする、学習タイムを作るなどしていましたが、もう少し時間設定をした方がいいのでは、と考えたのです。
以下に平日の時間割を記します。
6:00 | 筆者起床(ヨガなど体操)、掃除 |
7:15 | 子ども達と夫起床 |
7:30 | 朝食 |
8:00 | 子ども達食器を洗う、身支度を整える、自由時間 |
9:00 | アラームと共に勉強開始 (筆者、家事または仕事) |
10:00 | 休憩(この間、筆者は趣味のピアノの練習) |
10:30 | 勉強 |
11:30 | 休憩 長男は天気が良ければ公園へ |
12:00 | 昼食、休憩 |
13:00 | ヨガなど家族で軽く体操 |
13:15 | 勉強 長女はPCを使っての勉強 (筆者は勉強の邪魔にならないように昼寝) |
15:00 | おやつ 天気が良ければ長女と長男は散歩 |
16:00 | 自由時間 (スマホやゲーム、漫画……) |
18:30 | 夕食 |
20:00 | 入浴、自由時間 |
21:30 | 長男就寝(気配を消して、ゲームをやり続けるので大抵筆者が怒る!) |
22:00 | 長女就寝 |
23:00 | 筆者就寝 |
在宅勤務の夫は食事になると、書斎?という名の物置部屋から出てきます。オンラインで打ち合わせがあるので、毎日その時間をたずねておきます。それによって食事の時間を調整したり、子ども達には静かにしておくように、伝えたりします。
筆者は子ども達が勉強している横で、仕事をしていることもあります。ヨガは10分程度ですが、運動不足解消や呼吸を整えるためにやっています。
このように一日の流れが決まっていると、家族がお互い穏やかに過ごせるような気がします(子ども達の小さいケンカは日常茶飯事ですが、これもストレス解消の1つと思っています)。
外に出る行動は制限されても、家庭の中では自由に自分のペースを守って過ごしていきたいです。3食家族で食べながら「他愛のない話」をするのも、貴重な経験だと思っています。