掃除機を選ぶ際のポイント。吸込仕事率とは
こんにちは、オスカーホーム富山南部・射水営業所の千葉です。最近、私の家ではハンディの掃除機を買いました。コロナウイルスの影響もあり、外出を控えているため、最近よく利用しています。今回はそんな掃除機について購入時に、調べたお話をします。今後の購入の参考になればと思います。
掃除機を選ぶ際のポイント
最近の掃除機では「吸引力」と言う観点から入るかたが多いそうです。早速、楽天市場で検索をしたところ、
1位には、「吸引力が変わらない掃除機」ダイソン
2位には、「強力ハンディクリーナー」と言う文字がありました。
やはり、吸引力は大事と言う事ですね。さらに画面の下の方に行くと、何やら見慣れない「超強力吸引15000Pa」の文字が。このPaとは一体何でしょうか。
掃除機に使用される単位㎩とは
掃除機の性能を図る目安の一つが、「吸込仕事率」と呼ばれるJIS規格の指標です。この指標は、「㎩ 真空度」と呼ばれていて、ごみを浮き上がらせる力が大きく左右します。この「㎩」が大きいほど、床にあるごみが離れやすく、綺麗に出来ると言う事です。
「そういう事なら、今一番大きい(㎩)を探して購入ボタンを押そう!」
皆さんはもう少し待って下さい。話はまだ終わりません。
この「㎩」が大きいほど、床にあるごみが離れやすいとお話をしましたが、強すぎるだけでは、ごみを床から取り除く事は出来ません。「㎩」と並んで大事な事は「風量」です。この風量が少ないと、「㎩」が大きくても、掃除機内にゴミが溜まりません。
「㎩」と「風量」のバランスが良く吸引力があって、しっかりと仕事をしてくれる掃除機と言うことになりますね。そのバランスを「吸込仕事率」と言うそうです。
吸込仕事率
ダイソンの掃除機を例としてあげますが、実は、吸引力自体はそこまで強くありません。
「嘘ついていると言う事ですか!?」
いえいえ。ダイソンの代名詞と言うのはご存知のとおり「吸引力が変わらない掃除機」。
ゴミが無い場合の吸込仕事率は、500W。一般の掃除機ではゴミが増えてくると、これが3分の2程度まで減少します。ところが、ダイソンの掃除機はほぼ変わりません。
簡単に説明をしますと、掃除機は「ヘッドの性能によって、吸込仕事率が変わってしまう」と言うところがあるそうです。そのバランスが非常に良い物がダイソンの掃除機となっている訳です。要するに、吸引力が高い掃除機でも目詰まりが多ければ、本来の力は発揮されません。
今回はそんな掃除機についてお話をさせて頂きました。ちなみに、我が家は22000㎩のハイパワーのハンディ掃除機を購入しました。使用した感想はまたの機会にお話をします。