お家の中で簡単ストレッチ

外出自粛が叫ばれて、自宅で過ごす時間が多くなるこの頃。ストレスも溜まり、運動不足になりがちです。今回は、お家の中でできる簡単ストレッチをお伝えします。

エコノミークラス症候群予防運動を取り入れよう

飛行機に長時間搭乗する際や、避難所などの狭い空間で起きる、エコノミークラス症候群。最近は、これを予防する運動が紹介されています。

主に膝下をほぐすものですが、座ったままでできる簡単なものなので、この機会に是非取り入れていただきたいです。

在宅ワークでパソコンの前に座りっぱなしの方が増えているので、気分転換に取り入れてください。特に足首を回すと、眠気が軽減されます。1~2時間に1回は実践してください。

ワキや肩をほぐそう

前述が下半身中心なので、ここでは上半身をほぐす動きをお伝えします。まずは肩の体操。

  1. 肩を前後に10回ずつ回します。できればゆっくり回して、痛いところや硬いところを感じてください。
  2. 肩を上下させます。①吸いながら、肩を耳に近づけるように上げる。②吐きながら下ろす。これを3回程繰り返します。

次はワキです。

ワキは日常生活であまり意識していない場所ですが、ここを伸ばすと腕の動きが良くなり、肩・腰・背中の凝りを和らげることができます。画像では座って行っていますが、立って行うと足でしっかり踏ん張れるため下半身の強化にもながります。

ワキを伸ばす体操

最後は首です。

右手を左肩に左手を右肩に置いて、前後左右にゆっくり首を傾けます。じわじわと首筋が伸びていく感じがしたら、OK。頭頂に掌を乗せ手で押すようにするストレッチもありますが、整体師曰く「首に無理な力がかかるので、首を傷める原因になる」とのことです。でも大切なのは、パソコンやスマホは1時間見たら目を休めることです。

手洗いはマッサージ効果もあり

「うがい、手洗い」は毎日徹底して行われていることでしょう。指先や指の間、手首までしっかり洗うと、手先がほぐれた感じがしませんか?

筆者はマッサージと同じ効果があると感じてから、パソコンを使ったり家事をしたりした後、手洗いと同じ手順で一日何度かマッサージしています。特に就寝前はハンドクリームを塗って念入りに。滑りが良くなり、クリームも肌によくなじみます。起床時、手先がカサカサしないと、少しだかうれしいです。

大変な日々が続きます。予防意識をそれぞれが持ちつつ、健康管理に気を付けて、元気な身体で元の生活に戻れる日を待ちたいものです。
ありがたいことに、家の中にいても情報は得られます。でも、それに振り回されて混乱することのないように、時にはシャットダウンすることも必要です。

でも、大切なのは1日1回笑うこと。笑うのは免疫力アップにつながります。月並みですが、皆でこの難局を乗り越えましょう。

参考資料

厚生労働省 感染症対策へのご協力をお願いします 手洗い

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