使いやすく、見た目きれいな食器棚にするには
毎日食器を出し入れする食器棚。今回は使いやすく、見た目もきれいにできる収納方法をお伝えします。
目次
どのくらいの食器が入っている?全部出してみよう
食器棚が使いにくい。それは、食器が多過ぎるということ。
整理をするには、まずは棚の外に全部の食器を出してみましょう。思った以上の食器が出てくるはずです。一通り驚いてから取捨選択!処分する基準を以下に記します。
- 一年間使っていない。→「こんな食器あった?」と思うもの。
- 数がそろっていない。
- 重くて使いづらい。
- 欠けたり汚れたりしている。
1から4をクリアした残すべき食器は、さらに分類します。毎日使う、週2~3回使うなど頻度ごとに整理します。
使いやすい置き方とは
置く場所にも基準があります。収納で一番使いやすい場所は、「目から腰の高さ」といわれています。ここが「ゴールデンゾーン」です。
- 毎日使う食器は、目の高さから腰の高さの「ゴールデンゾーン」中段に。手前の使いやすい場所から埋めていきます。
- 毎日使いは中段。
- 時々使うものは上段。
- 大皿や鉢は下段。
- 見えにくい上段や奥のスペースは、出番の少ないものを。
奥に置く食器
奥の空間は出し入れしにくいものを。奥に台になるものを置いて、手前より一段高くするといいでしょう。その際、手前の食器を重ね過ぎないこと。目安は家族の人数と同じ枚数。
他の物を動かさないと取り出せない高さは、使わなくなる原因の一つです。特に、陶器は磁器に比べて柔らかく欠けやすいので、扱いには注意を。
食器の適量
食器の収納は、棚の7割くらいにしましょう。ゆとりを持たせると一目でどこに使いたいものがあるか分かります。
食器の整理をした後にまだ食器が多い場合は、食器の量を見直しが必要かもしれません。大事なのは自分が管理できるだけの量に収めること。食器棚の幅と奥行きを把握して、食器棚のおける食器の適用を知りましょう。
きれいに見せるコツ
ガラス戸の食器棚を使う家庭も多いでしょうが、これだと見た目が気になります。きれいに見せるには一工夫必要です。
食器の色や柄、素材が同じものを近くにまとめて置くと、それだけで整頓されて見えます。さらに、白と色柄物は分けて、色柄物は同系色でまとめます。置くときは柄の向き、コップだったら取っ手の向きもそろえると、見栄えが良くなります。
コップの置き方
ちなみにコップですが、飲み口を下にして置くと、棚のホコリや汚れが付着します。また、つかみにくいので落とす心配も。上向きに置きましょう(筆者は下向きに置いていたので、これから整理を兼ねて直します)。
時々は配置の見直しを
食器棚は使いづらいと感じたときを目安に整理しましょう。また、生活スタイルが変われば、食器の使用頻度も変わります。家族の人数が増減したときは見直しましょう。例えば、食べ盛りの息子が家を出て夫婦だけになったら、大皿は使わないですよね。
食器棚が片付くと食器選びも楽しくなり、料理自体も楽しくなるかもしれませんね。