珍しい名前が多い富山県射水市。「射水市土合」は何と読む?
こんにちは。オスカーホーム射水営業所の武部です。
射水営業所には前回ご紹介した作道さん以外に、「土合さん」という名字の方もいるのですが、射水市には土合という地名があります。今回は射水市土合の地名と由来をご紹介します!
ところで土合ってどう読むの?
射水営業所員の「土合」さんは「どあい」と読みます。地名の方も「どあい」と読む地域です。
当社にも2名の土合さんがおられたのでポピュラーな名字だと思っていましたが、実は全国的には600人しかいなくて、さらにそのうち半分の300人が富山県におられるそうです。
土合(どあい)の地名について調べてみました。
土合さんの名字の由来は、射水市土合の地名から取られたようです。(江戸時代から記録にある地名)
地名の土合の由来は?
庄川右岸流域、東は北流する和田川と鴨川により下条と、北は和田川を経て大門に、南は広上に接する平坦地です。村名の由来は近在から出合による入会地開拓から生じたという説があります。通称高土合(たかどあい)と呼ぶのは水害を恐れた住民が、最も高い地勢に居を構えた生活の知恵からです。
出典:角川日本地名大辞典(角川書店)
川と川が合流するところの地名として、新潟県や福井県でも見られるようですね。
他の場所にもある「土合」
土合(つちあい):埼玉県さいたま市
旧土合村(つちあいむら): 明治22年~昭和30年の北足立郡の自治体名。県南東部、荒川左岸に位置します。
関・鹿手袋(しかてぶくろ)・田島・新開(しびらき)・道場(どうじよう)・与野領町谷(よのりようまちや)・西堀・中島・南元宿・山窪(やまくぼ)・栄和(さかわ)の11か村が合併して成立。
大字は旧村名を継承。大字西堀に役場を設置。村名は11か村を合わせたことから土(十一)合村とした。
出典:角川日本地名大辞典(角川書店)
11の村が合併して、十一を土にする、というのもなかなかセンスのいい話ですね。
これからも、射水市のことをご紹介していきますのでお楽しみに!