ホームセキュリティは、どんなサービス?
空き巣や災害などの被害が増える昨今。ホームセキュリティを考える家庭も多いことでしょう。
ホームセキュリティには2つのタイプがあります。警備会社と契約するものと、自身で防犯カメラなどの設備を購入・設置するもの。今回は、前者の警備会社に依頼するものをお伝えします。
ホームセキュリティの仕組み
警備会社に依頼をすると、住居にセンサーやカメラを設置し、監視します。これらが、侵入や火災・ガス漏れなどを感知すると自動通報され、状況に応じてガードマンが駆けつける仕組みです。防犯だけでなく、火災やガス漏れにも対応しているのは、意外でした。
ただ、空き巣が侵入した場合、警備員が泥棒を捕まることはできません。それは警察の仕事です。できることは、空き巣の顔や特徴を覚えて警察への捜査協力をすること。それにより、早期解決や被害を最小限に抑えることが期待できます。
対して、火災の場合、警備会社が設置した警報器は、消防へ通報してくれます。これはありがたいことです。
警備会社と契約することのメリットは
鍵をかけ忘れて出かけたけど、すぐに戻れない、長期家を空けているうちに誰かが侵入していないか?そんな不安に駆られるときもありますよね。警備会社と契約していると、24時間365日住人が不在でも対応可能で、もし「何か」あれば連絡が行きます。「何か」ないというのは、「便りの無いのは良い便り」なので、安心できます。
また、契約すると玄関に警備会社のステッカーが貼られます。これは加入しないと貼ることはできないので、防犯意識の高い家と見られ、初心者の空き巣(変な言い方ですが)には抑止力になります。
しかし、それに反比例して防犯意識を落とすことは厳禁!ホームセキュリティはセットしないと作動しないし、そもそも施錠は必須事項です。
自身でカメラを設置すると、メンテナンスや通報など自身で対応することが多く、日々の生活との両立は骨が折れます。特に就寝中はとても気を張れません。警備を依頼することで、不安材料が減るとも考えられます。
ホームセキュリティの選び方
最近のホームセキュリティは、ライフスタイルに合わせて色々なプランがあります。戸建て用・マンション用・二世帯住宅や店舗付き住宅・高齢者用・空き家用など。また料金プランもレンタルか買い取りか選べます。
また、家族構成や周辺環境により、必要なセキュリティは変わってきます。これらを踏まえ、サービスや警備会社を選ぶポイントをまとめました。
- 初期費用や月額料金の費用対効果が高いか?
- 緊急発動箇所が近いかどうか(通報後の対応の早さ)。
- 自分の家庭にあった最適なプランが用意されているか?
- 補償の有無
上記を念頭に置いて複数の警備会社に見積りを取り、自身の家にあったプランを選択してください。