旅行先でも無理なくお洗濯するために。洗濯方法と脱水の仕方
もうすぐGW!旅行や出張の際、荷物を最小限にするため、できるなら洗濯したいと考える方も多いのでは?今回は宿泊先で無理なく室内干しをする方法をお伝えします。
目次
洗剤を使わずに洗濯
1.お湯のみで洗う場合
洗濯と言えば、洗剤を使うものだと思いがちですが、洗剤を使わない方法もあります。手洗いの場合、洗剤を使うとキレイにすすぎきれず、時間も水も多く使うことに。お湯のみで洗うと、すすぎが短時間で済みます。
その際、40度前後のお湯を洗面台や湯船に溜め、衣類を10~20分つけるのがポイントです。「付け置き洗い」は効果的です。
2.備え付けのハンドソープを使う場合
客室に備え付けてある、ハンドソープ。部分的な汚れにはこれ。襟や袖の気になるところにつけて洗ってから、全体を付け置き洗い。
注意点は、ハンドソープの多くは人の肌に合わせ、除菌効果を出すために酸性であること。酸性には色を止める働きがあるので、色素が含まれた食べこぼしなどは落ちにくくなることもあります。
洗濯ネットで脱水
面倒なのが、「脱水~干す」プロセス。水気を絞れないと、衣類はなかなか乾きません。手でギュウギュウ絞ると、しわだらけになるだけでなく、Tシャツなどは首元が伸びてしまいます。バスタオルで衣類を挟み水分を吸い取る方法もありますが、繰り返すとタオルの吸い込みも悪くなります。
おススメアイテムは、洗濯ネット。ネットに衣類を入れ、端をつかみぐるぐる回すと簡易脱水機に。目が粗く大きめの物を選ぶのがポイント。水分が抜けやすく、遠心力が働きやすいのです(注:浴室で行いましょう)。ただ、水分を含んだ衣類はかなり重く、重労働なので1人分の洗濯物が許容範囲。家族3~4人分は、無理をせずにコインランドリーをおすすめします。
空調の近くで干すのが理想的
干すときは、できる限り空気の流れを作ります。一番乾きやすいのはやはり空調の近く。部屋を濡らさないように、水が垂れない程度まで絞れば、薄手の衣類であれば2~3時間で乾きます。
旅行先には乾きやすく、シワにならない衣類を
旅行先には、乾きやすい素材の衣類を選ぶのも重要。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は綿素材より乾きやすく、シワになりにくいです。洗濯はしても、アイロンがけはやりたくないですよね。ちなみに、荷物を減らしたいのならば、かさばらない衣類を選ぶことも忘れずに。
部屋を汚さないように気を付けて、旅行先でも工夫しながら洗濯をしましょう。帰宅後、洗濯物の山に囲まれるという憂鬱から、開放されます。