引越しが決まった、何から始めよう。
引越しが決まったものの、「何から始めたら良いか?」「いつから始めたら良いか?」という方も多いのでは。今回は、引越しに必要な手順や段取りを紹介します。
まずは、不要物の処分から
引越しが決まったと同時に、少しずつ行動に移した方が良いこと。それは、ゴミ捨てや不要物の処分です。引越しは断捨離の絶好のチャンス。処分すれば引越しの際の荷物も減り、引越し代金も安くなります。
しかし、リサイクルショップやネットオークションに出品するのも、粗大ごみとして処分するのも、すぐに引き取ってくれません。申し込んでから引き取りまで、少なくとも1週間から10日はかかると考えておきましょう。
ちなみに粗大ゴミですが、年末年始や年度末は、2週間は待つことを覚悟しておいた方が良さそうです。
引越しの日程を決める
不要物の処分と並行して、引越しの日程を決めましょう。土日や祝日、繁盛期の2~4月を避けると料金が抑えられます。引越しをする時間によっても、料金は異なることがあります。「午前便」「午後便」「フリー便」と時間帯で分かれることが多く、時間が遅くなるほど安くなる業者もあるようです。
以前、筆者の身内が引越しをした際、「午後便」を選んだのですが、16時を過ぎても業者のトラックが到着せず。荷物の中には、照明器具も入れていたので、電灯も点けられず、段々と薄暗くなる中、18時前にようやく到着したのでした。その日は照明器具と布団だけ出して荷ほどきは終了。
遅い時間が安くなるのは「迷惑料」だそうで、値段を取るか作業効率を取るか、そこはよく検討しましょう。実はそのとき、筆者は手伝いをしていたのですが、この経験から自身の引越しの際は高くても「午前便」(それも朝一)を選んでいます。
見積りを取り、引越し会社を決める
日程が決まったら、引越し会社に見積りを依頼しましょう。最近は、ネットで見積りもできるので便利です。業者とはしっかり話して、比較・検討して自分にあったところを選びましょう。混み具合によっては希望以外の日時を指定されるかもしれません。その際のメリットなども説明してくれるのであれば、妥協することも必要です。
業者によっては、引越しまでの「やることリスト」などを提供してくれたり、電気・ガスなど諸手続きの変更を請け負ってくれるところもあります。そのようなサービスを上手く利用すると、精神的にも物理的にも余裕が出てきます。
引越し2週間前、荷造りと諸手続き、掃除も
引越しが確定したら、電気・ガス・水道などの諸手続きを。業者が代行してくれること、自分でやらないといけないこと、引越し後にすることを整理します。窓口の手続きは平日しかできないことが多いので、休みを取るなどして段取り良く手続きを進めましょう。
荷造りは、あまり早く始めると生活できなくなるので、引越しの2週間前から始めましょう。
季節外れの衣類などすぐに使わないものからまとめ、最後によく使うものを。段ボールには何が入っているか、どの部屋に運ぶかを書いておくと業者もスムーズに運んでくれます。
旧居を引き払う際と、新居に到着した際、掃除機をかけるなど軽く掃除をする必要があるので、掃除道具は最後にまとめてすぐ取り出せる場所に置いておきます。
今までお世話になった住宅です。次の人が気持ちよく住めるように、掃除も忘れずに。
そして引越し
当日、荷運びは業者にお任せですが、最後忘れ物はないか確認を。筆者は引き出しから、大事な写真を1枚見つけました。ゴミなどをまとめて、明け渡しです。
細かく書けばキリがないのですが、筆者の経験を元に、引越しまでに必要なことを簡単にまとめました。ご参考にしてください。