バチッとくる静電気を防ぐためにできること
こんにちは、オスカーホーム高岡砺波営業所の千葉です。
先日、コンビニでお茶を買おうとショーケースの取っ手に触れた瞬間「バチッ」と静電気が流れました。冬に多くなる静電気。この間もドアノブでバチッと嫌な音がしたのを聞くと冬が少し嫌いになります。私の父はそんな静電気が大の苦手で車のカギと静電気除去グッズを必ず装備していました。
こんなやつです。
今回は静電気について調べてみましたので、お話をさせて頂きます。
なぜ静電気は発生するの?
まずは、そもそも静電気が発生する理由を知っていますか?
物質の表面上に溜まっている電気のことです。全ての物質は原子から出来ています。原子は物質の最小単位です。原子のまわりは陽子と中性子という素粒子がまわっていて、その周りを電子と言う物質がまわっています。
さて、それぞれの粒子には、電荷と言うものを持っています。電荷とは、様々な電気現象を起こすものであり電気量です。この説明では簡単に電気と略させて頂きます。
陽子はプラスの電気、中性子は±0の電気、電子はマイナスの電気。この3つでバランスをとっていますが、物が触れると電子が移動する。マイナスとプラスがバランスを保って安定していると、電気の動きはありません。
しかし、摩擦や力が加わり原子と原子、物と物が触れ合うときに、一番外側をまわっている不安定な電子が片方の物質に移動します。動きやすい性質をもっている「マイナス電気」が物体から移動してしまうことで、「マイナス電気」と「プラス電気」のバランスが偏り、どちらかが多くなります。 この状態を「帯電」といい、余った「プラス電気」は金属等と触れることで、金属の「マイナス電気」と結合しようとします。 その結合する瞬間に電流が流れ、静電気と呼ばれる「放電」が行われるのです。
ここまで中々難しい話をしてきましたが皆さんが知りたい事は「静電気の抑制方法」かと思います。いくつかございましたのでこちらも合わせてお話をします。
静電気を防ぐ方法
- ゴム底の靴よりも、布や革靴を履く。
- 出来る限り重ね着をしない。
- なるべく化学繊維の物を着ない。
- ウールより、コットンを着る。
- ストッキングを出来る限り履かない。
- ナイロンやポリエステル系の物は身につけない方が良い。
- 室内が乾燥しないようにする。
- 壁を触って電気を逃がす。
- 鍵を握って触る。
色々な方法があるみたいですね。私が小さい頃は、ドアノブを勢いよく握るという事を誰かから教わったのを覚えていますが、静電気は発生しました。
静電気は急に来るため、身構えていなければちょっとびっくりしますよね。皆さんも試されてみてはいかがでしょうか?