「やま・さん」山の呼び方の違い
こんにちは!富山北部営業所の福永です。
私ごとになりますが、先日初めてスノーボードを経験しました。正直バカにしていました。。。初めは怖すぎで立つのも難しかったです。最後は段々と滑れるようになりましたが、途中でこけ方が悪くあばらを負傷してしましました。久しく痛い経験をしていなかったので相当痛かったです。あばらパッキンまではしてなくてよかったです。不幸中の幸いですね。
山の呼び方の違い
スノーボードといえば山で滑りますよね。山によって呼び方が違うのは皆さんご存知かと思いますが、「○○やま」「○○さんorざん」同じ「山」でも呼び方が違うのには何か理由があるのでしょうか。それとも呼びやすいだけでしょうか。
「やま」
一般的には信仰を対象としていない山というのがよく言われています。
「さん」
こちらは信仰を対象としている山だそうです。一番有名なのはやはり「富士山」日本のシンボルですね。
基本は上記の通りです。ただ例外も数多く存在しているみたいですね。読み訓読だけで判断しているという説も多く言われています。なかなかあいまいで申し訳ございません。
北陸地方の山を例に
例えば、石川が誇る「白山」は「さん」ですよね。白山信仰と呼ばれています。白山から流れる豊富な水は、命をつなぐ親神様で水の神や農業の神として信仰されてきたそうです。航海の目印になるため、海の神とも崇められていたそうです。海の神ってかっこいいです。細かくご紹介すると本が書けそうなくらい多くの情報がありましたので、ご興味あれば是非「白山信仰」を調べてみてください。
次に富山県が誇る「立山」は「やま」ですね。一般論で言うと信仰は対象としていません。
富山県民の方がこれを見てしまうと「立山はただの山じゃない!」とお叱りを受けそうですがご安心ください。立山は例外の山でした。立山は富士山や白山と並ぶ日本三霊山の一つです。石川県民も富山県民も誇りですね!
立山の信仰も様々な話がありますが、私が気になったのは「山上他界」というものです。立山の各所には、開山伝説に基づいて、各所ごとに浄土と地獄に設定されています。立山を巡拝することで死後の世界を疑似体験できると言われているそうです。「他界」に入り、死から戻ってくるという修行です。体験したいかは皆様次第です。。。
いかがでしたか。このように山には様々な意味合いが込められて現在でも信仰されています。普段山と関わることはありませんがスノーボードに行った際は山に感謝し滑ろうと思います。スノーボードにハマった様子の福永でした。読んでいただきありがとうございます。