富山県と岩手県、どちらが寒い?
こんにちは。オスカーホーム高岡砺波営業所の千葉です。先日、お客様からこんな事を言われました。「千葉さんの出身の岩手では富山と同じ位雪が降るの?」と。
出身地が東北の場合、大体の方が「東北=雪が多い」といった連想をしますが、岩手県は太平洋側ですので、そんなに雪が降りません。その変わり、すごく寒いですが……。
今回はそんな気候に関しまして気になりましたので、皆さんにもお話をします。
目次
富山県の気候
富山県は日本海気候に属しており、夏季はフェーン現象の影響を受け、高温多湿になります。
フェーン現象とは
山脈を越えて吹く風が、山を越える時に水分を失って、反対側の斜面を乾燥した風となって吹き降ろす現象。
富山県のベストシーズンは3~4月。ちょうどお花見の季節です。紅葉時期の10~11月もおススメです。
日本さくら名所100選に選ばれている「松川公園」、港を見下ろすことのできる「朝日山公園」などが有名です。 その他にも、神通川べり・高岡古城公園など各所にあります。
岩手県の気候
話が急に変わってしまいますが、本州で一番寒い県ってご存知ですか?青森県?秋田県?
実は岩手県が一番寒いそうです。岩手県盛岡市玉山区薮川と言う場所では、マイナス33度と言う記録も出しているそうです。
なにやら「…どこですか?そこは…」という神の声が聞こえた気がしますので、詳細をお話しますと、ここはワカサギ釣りで有名な場所です。
何故ここがそんなに寒いかと言いますと、盆地なっており、放射冷却によって冷やされた空気が蓄積しやすい地形になっているのです。大体このあたりだと思います。
話しが逸れてしまいました。ここで質問がいくつかありましたので、ご紹介します。
Q.岩手県も富山と同様に豪雪地帯なの?
調べたところ、県内全域が豪雪地帯の区分けになっているそうです。但し、大きな岩手県では地域によって異なると表記されていました。岩手と富山の大きさを比べると次のように岩手県は富山県の約3.5倍の面積でした。
富山県:4.248平方キロメートル(東京ドーム90,382個分)
岩手県:15,280平方キロメートル(東京ドーム325,106個分)
私の住んでいた一関市(新幹線が止まる駅があります!)では多くても15㎝程度しか積もりません。一関市と言っても岩手で二番目に大きい市なので、積雪量は異なる場合がございます。
Q.岩手県ってベストシーズンはいつなんでしょうか?
スキーやスノボーなどを楽しみたい方が多いため、冬場が多いです。本州で一番寒い県なら夏場は暑くなりにくいのではないかとよく言われますが、富山と同じく、フェーン現象のため35度くらいになる場合があります。ただ、湿度が低いので、カラッとした天気で過ごしやすいと私自身は思います。
Q.岩手の有名な物ってなんですか?
実際にお客様からも会社の先輩方からも尋ねられますが、食べ物ならば「わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡ジャージャー麺」でしょうか!
そして岩手と言えば前沢牛。高級ブランド肉ではありますが、数多くの牛肉品評会で優秀な成績を納めてきた贅沢なお肉です。
その他にも、南部鉄器や平泉中尊寺などが有名どころであります。
色々な話題が混じってしまいましたが、今回は自分の故郷岩手県とオスカーホームで家を建てて住んでいる富山を比べてみました。次回は他の北陸地区にも目を向けてみようと考えています。