ディスポーザーって何?設置のメリットと設置方法、注意点など
こんにちは。オスカーホーム新川営業所の小川です。今回は、新川地区でたまに耳にすることがある「ディスポーザー」についてご紹介いたします。
目次
ディスポーザーとは
ディスポーザーとは、台所シンクに設置する、生ごみを粉砕して下水へ流してくれる排水設備のことです。最新設備のように思えますが、実は欧米で登場し、他の家電と同じように日本に1960年代頃広まりました。現状、日本での普及率はさほど高くありませんが、富山県でいうと黒部市のように、市を挙げてディスポーザーを推進している地域もあります。
今回はディスポーザーを設置するメリット・注意点も含め、解説していきます。
ディスポーザーを設置するメリット
ディスポーザーを設置することで、どういったメリットがあるのかみていきましょう。
- 3角コーナーをおかなくてよいので、シンクをより広く使える
- キッチンのヌメリを抑え、コバエやゴキブリなどの害虫がわきにくくなる
- 生ゴミが減る→家庭ゴミの量が減る、ゴミ出しも楽になる
- 臭いが気にならない
などなど。
さらに、
- バイオマスエネルギー利用による地域環境への貢献
- ゴミ収集場での鳥獣被害
- 臭気発生等の防止、衛生面の向上
- ゴミの収集量の減少による焼却・埋立費などの行政コストの削減
- ゴミ焼却焼却時に発生する二酸化炭素
- ダイオキシン発生の抑制
など、ディスポーザーを設置することで、家庭で出るゴミの量を減らせるだけでなく、環境に優しい暮らしの実現にも貢献出来るようです。素敵ですよね。
ディスポーザーの使用料
使用料は無料です。下水道使用料への上乗せや月々の支払などはありません。
初期費用につきましては、各メーカーさんの商品ラインナップにもよりますが、施工費込みで10~15万円前後が相場となっているようです。
※黒部市ではディスポーザーの設置を推進している為、取り付けをされたご家庭には引渡し後に市からの補助金30,000円が出ます。(※補助金期間延長などは未定)
何を流せるの?
実は、生ゴミだったら何でも流せるという訳ではございません。下記の一部生ゴミも流せませんので、ご注意ください。
- 竹の子の皮やトウモロコシの芯などの、繊維質の強いもの
- 貝殻、卵殻
- 牛骨、豚骨、鳥骨
※上記は黒部市HP上での「流せないもの一覧」になります。
商品によっては、大変パワーに優れ、貝殻や骨まですりつぶし処理してくれるものなどもありますので、ご不明な際は都度ご確認いただければと思います。
ディスポーザーを使う時の注意点
実際に生活していく中で、ディスポーザーを使う際に気を付けなくてはならない点を見ていきましょう。
生ゴミ以外のものを入れてしまわないように気を付ける
生ゴミに混ざって、プリンなどの小さなプラスチックのスプーン等や、弁当箱や水筒のゴム等を誤って流してしまい、そのまま粉砕してしまう可能性があります。異物が詰まってしまうことにより、機械自体の故障、また水が流れにくくなる等の弊害が起こりやすくなります。「ディスポーザー内に生ゴミがある時は洗い物をしない」など、それぞれのご家庭で注意して使用する必要があります。
ディスポーザーを禁止している自治体もある
これは使う以前の問題ですが、自治体によってはディスポーザーの設置を禁止しているところもあります。禁止されている・されていないにかかわらず、設置には必ず自治体への届け出が義務付けられており、無届で設置した場合、条例に基づき処分されることもありますので、十分にご注意ください。
ディスポーザーを検討されている方はお住まいの市役所、もしくは私ども営業担当までお問い合わせいただければと思います。