ご注意!災害に便乗した悪質商法の事例と対処法
こんにちは、オスカーホーム福井営業所です。地震、大雨などの災害時に便乗した悪質商法や詐欺が多数発生するそうなので、今回調べてみました。これらは被災地だけでなく周辺の地域でも多く報告されています。過去の震災の事例からこれらの手口を知り、今後に備えましょう。
目次
震災時に便乗した悪質商法や詐欺
震災時には、耐震診断や耐震工事、停電への不安に乗じたソーラーシステムなどの訪問販売、被災者を支援したいという善意の気持ちに付け込んだ義援金詐欺などが残念ながら数多く報告されています。また不安をあおるチェーンメールなども横行するため注意が必要です。
過去の災害発生時に寄せられた相談事例と対処法
工事、建築関連のトラブル
- 日に3~4 回訪問され、屋根の吹き替え工事契約を迫られた。
- 屋根の無料点検後、このまま放置すると雨漏りすると言われ高額な契約をさせられた。
- 雪下ろし作業後に当初より高い金額を請求された。
- 公的機関、ボランティア、電力会社を装い高額な請求をされた。
対処法
- 修理工事等の契約は慎重に。
- 契約を迫られても、その場では決めない。
- 契約後でも、クーリング・オフができる場合がある。
寄付金、義援金関連のトラブル
- ボランティアを名乗る女性から募金を求める不審な電話があった。
- 市役所の者だと名乗る人が自宅に来訪し義援金を求められた
対処法
- 不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断る。
- 金銭を要求されても、決して支払わない。
- 公的機関が、電話等で義援金を求めることはない
災害をきっかけ・口実にした勧誘トラブル
- 屋根の修理工事を火災保険の保険金の額で行うと言う業者が信用できない
- アンケートに答えたら補償金が受け取れると言われた
相談窓口・警察への報告も
少しでも不審に思ったら相談窓口を利用しましょう。
- 全国の消費生活センター等の相談窓口、消費者ホットライン(188)
- 警察(全国共通の短縮ダイヤル「#9110」、最寄りの警察本部・警察署の悪質商法担当係)
また不安を煽るチェーンメールなども横行するため心当たりのないメール・SMSは注意しましょう。「地震速報」にみせかけるものや「救援物資」「募金」をもとめるものもありますので転送、拡散等は避け、速やかに削除。「リンクは踏まない」「添付は開かない」ということを徹底するのが最大の防御になります。