住まいの暮らし方を動線で考える。一番重要なのはキッチン〜洗面所の動線?!
お家づくりで重要な家事動線について、住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」がアンケートを実施していたのでご紹介したいと思います。
アンケート1位、家事動線が一番重要なのは「キッチン〜洗面所」
アンケートでは「家事をラクにするための間取りへの配慮で、“家事動線”上、最も重要だと思うのは次のうちどれですか?」という内容で371名の奥様に実施しています。以下が結果になります。
回答率 | |
---|---|
1. キッチン~洗面所 | 36% |
2. 洗面所~物干し場 | 27% |
3. 玄関~キッチン | 24% |
4.物干し場~居室 | 14% |
やはり荷物を移動する部屋と部屋同士で動線を気にされている方が多いようです。お家を建築される方は是非ともその点を考慮してみて下さい。
動線を考える上での注意点
動線を考えることで日々の生活が過ごしやすくなります。ですが単純に部屋同士を近くに置くだけではいけません。動線と一緒に気を付ける点があるので次を参考にして下さい。
部屋の大きさ
作業スペースを一つにまとめることが大切です。ですが、一つ一つの部屋が狭くなりすぎないように注意する必要があります。特に物干し場が狭くなってしまうと、わざわざ洗濯物を他の部屋で干すことになってしまいます。せっかく動線を考慮したのに無駄になってしまうので気を付ける必要があります。
扉
荷物をたくさん持って移動するときには距離もそうですが、扉がネックになります。開く方向や、扉の種類、数を考えていないと扉をくぐるたびに一回一回荷物を降ろさないといけないことになりとても大変です。こっち側から荷物を運ぶ機会が多いからこちらから開くようにしよう、など日々の生活を想定してみて下さい。
来客の動線
お客様にはなるべくキッチンや物干し場など、プライベートな空間はあまり目につかないようにしたいのではないでしょうか。お客様の動線(洗面所やトイレなど)を考えて、その途中にあまりお客様に見られたくないもの置かないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。もちろん動線やその注意点を気にする方、気にされない方いると思いますが、参考にして頂ければと思います。