帰宅後の動線は散らかり動線!収納のコツとは
身の回りにいつも整っているなあと思う家はありませんか?いつもきれいにしているお家は、片付けやすい場所に収納があります。収納の大きさも大切ですが、どこにあるかが重要なのです。今回は、帰宅時に散らかり動線にさせない収納をご紹介いたします!
使う場所の近くにしまう
私たちは既に経験から使う場所にしまうというルールを生み出しています。当たり前と思われますが、靴を脱ぐ玄関には下駄箱やシューズクローク。鍋や調理器具などはキッチン。このように使いたい場所でしまうということはとても合理的なのです。
しかし、住まいづくりの打ち合わせをしていくうちに、こだわり優先になってしまい、それが実現できないことがあります。
皆さん、リビングダイニングは広くしてこだわりの家具を置きたい、庭が見える大きな窓を付けたいなど、要望が先に出てくるのは当然のことです。しかし、散らかった時のことも計算に入れておきましょう。理想のイメージだけに振り回されないようすることが重要なのです。
帰宅後の自分の行動をチェック!
部屋が散らかる大きな原因として、帰宅後の習慣が影響しています。自分が帰宅した時を思い出してください。
学校や会社、買い物から帰ってきました。ランドセルやカバンは床に置かれていませんか?上着はソファの背に掛けていませんか?何となくその辺に置いてしまうとそれが習慣になってしまい、散らかる原因になります。正しく収納できると良いのですが、それが難しいのが現実です。
しかし、誰でも簡単に片付けられるタイミングがあります。
あなたが床に置いたカバン!その場所がカバンの収納の適所!そのタイミングを逃さない場所が、収納するベストな場所なのです。帰宅してからの動線上に、家族共有のウォークインクローゼットををつくるのがポイント!玄関からリビングへ入る前に、クローゼットにカバンを置いてフックに上着を掛ける。それだけなら習慣付けることができて、こだわりのリビングもスッキリします。
また、玄関ホールから廊下につながる壁面を利用してフックを付けたり、カバンや車のカギなど置く程度の棚なら省スペースで済みます。扉がある収納を設けるよりも、動作が単純なので習慣付けけが持続します。
子供の収納は低めに
子どもへは手の届く高さへの配慮が必要。壁一面を収納にすれば容量がたっぷりと取れます。しかし、子どもにも片付けさせるには、身長の大きさからして範囲は狭くなります。家族共有の場合は配慮してあげましょう。
こだわりの間取りに、こだわって揃えた家具。ステキな快適空間で家族団欒できるように散らかり動線ができないように、住まいづくりしましょう。