家事が楽に。「サク・トモ・シン家事」あなたに合ったスタイルは?
共働きのご家庭はできるだけ家事を楽にしたいですよね。子どもにお手伝いしてほしい!たまにはお父さんと子どもで夕飯づくりをしてみたい!など各ご家庭のご要望があるはずです。
大切な家族との時間も、やりがいのある仕事も、どちらを優先するか悩むよりも、両方楽しむ共働きライフを選びませんか? そこでつくられたのが三種の神器ならぬ、3種類の家事提案です。
共働き家族のリアルな声から生まれた「サク家事」「トモ家事」「シン家事」というライフスタイルのアイデアで仕事も家庭も無理なく両立しましょう。
サクサク家事ができる「サク家事」
まず1つ目は「サク家事」。サクッと家事がはかどって時短につながるような設計です。
現代の共働き世帯の、特に30代前半以降の世代は「家事・子育てはシェアするもの」という意識が根付いているそうです。例えば、ご主人さんが洗い物を手伝おうと思っても、キッチンが二人で作業しにくい動線でうろうろ動き回るご主人さんに対して、奥さんはつい「ちょっとじゃま!」などと言ってしまい、それがストレスに……という現状があるそうです。
食事の用意、後片付けは手間のかかる家事のひとつです。ご主人や子どもたちにも全員参加でサクッと終わりたいですよね。アイランド型の回遊できるキッチンなら、お互いにぶつからず、スムーズにお手伝いができそうです。「じゃまだから、いいからあっち行ってて!」といったイライラのセリフが飛び出すこともなく、全員参加で時短にも役立ちそうですよね。
家事参加のハードルが低い「トモ家事」
「トモ家事」は、頑張らなくても手伝えるように工夫して、家族が協力して家事を楽しむ方法です
例えば、バルコニーが子供部屋とホールが面していると、子供部屋からも近い場所に洗濯物が干されているので、自発的に洗濯物を取り込んでくれるようになったりします。
また、食事に関しては、家族みんなが協力して食器を出して並べる、みんなで料理を運ぶ、みんなで食べ終わったら片付けるという家事が続けやすい動線、環境があることが大切です。それを続ければ十分にみんなで共に協力していることになります。
また、お母さんが料理しているそばで子どもがダイニングテーブルで勉強していれば、子どもの様子を見たり、おしゃべりしたり、コミュニケーションをとりながらの”ながら家事”がしやすいこともポイントですね。
家事をサボろう!「シン家事」
「シン(新)家事」は、間取りや動線といったものではなく、日々進化し続ける家電製品や技術を家事に取り入れることです。
例えばお掃除ロボットや、スマホで帰宅前に快適な室温にしておくためのエアコンのコントローラー、ネットでお買い物して留守でも配達OKな宅配ボックス、留守中の訪問者を録画ができる録画機能付きテレビドアホンなど。他にも洗濯機や冷蔵庫さまざまなものがあります。
新築されると家電も新しく購入される方は多いはず。しかしサイズが合わなかった…といった話は少なくありません。設計の時に、どこにどんなサイズのモノを置くかしっかり打ち合わせしましょう。シン家事は、入らなかった…などの残念な事態を減らして、最新技術を活用して家事をサボってくださいという提案なのです。
サクッと時短する「サク家事」、家族で共に家事を楽しむ「トモ家事」、進化した技術に頼って生活を合理化する「シン家事」は、家の中でのストレスが減って心に余裕ができて、家事の時短で自分の時間が生まれます。自分の自由な時間を趣味や、リラックスできる時間を持てるように、家づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか?