新しいキッチンにするなら食器洗い機つきが良い!?現在の食器洗い機を検証
新築、キッチンリフォームをお考えの方、食器洗浄乾燥機(いわゆる食器洗い機)付のキッチンがおススメです!ここでは、近年の食洗器の良さをお伝えします。
近年、家具家電の進化により家事に掛ける時間がぐっと減ってきました。食後のめんどくさい食器洗いをしてくれ食器洗い機も時短家電の1つとされていますが、実は日本での普及率はまだまだ高くないのです。
食器洗い機の歴史
日本で初めて食器洗い機が発売されたのは1960年といわれています。発売から55年以上経っていますが、現在の食器洗い機の普及率はまだ50%を超えていません。アメリカなどでは90%近い普及率です。
なぜ日本で食器洗い機は普及しない?現在の食器洗い機は?
敬遠される理由として多いのは「置き場所がない」「価格が高い」「汚れが落ちない気がする」の3つが多いようですね、これら3つの課題は最近の食器洗い機で払拭されているのか調べて見ました。
1.置き場所がない
置き型の場合、いちばん気になるのはサイズですね。キッチンの空きスペースに入らないというのはよく言われていたようです。今はどうなのでしょうか?
パナソニックの「プチ食洗」は47㎝×30㎝とコンパクトな商品があります。このサイズはなんと一般家庭でよく使われる水切りかごのサイズとほぼ同じなのです。
さらに近年のシステムキッチンではビルドイン型(キッチンに内蔵)のものが多く、設置スペースに悩む必要はありません。(オスカーホームでもシステムキッチンに標準仕様で内蔵されています。)
2.価格が高い
高いイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
置き型、ビルドインの物で本体価格約3.5万円~10万円とやはり安いものではないでしょう。配管や電気工事などの設置費用も掛かってしまいます。
しかし、ランニングコストを見ると初期投資の価値はあるのではないでしょうか。
個人差はあります、実は手洗いで食器を洗うよりも食器洗い機を使った方が水の使用量が少ないのです。上記のプチ食洗では1/4になると記載されています。ちなみに、パナソニックのビルドイン食洗器だと1回あたり約70リットルの節水ができ年間の水道代にすると約25,000円の節約になるそうです。(詳しくはこちら)
電気代が掛かることを気にする方もおられますが、タイマーが付いているので電気料金の安い「深夜電力」を使う事もできます。
3.汚れが落ちない
登場した当時はしつこい油汚れやご飯粒が落ちない、予洗いが必要と言われていました。しかし、近年の物は各メーカーほとんど機種が汚れの予洗いが要らないと言われています。
進化した理由は2つあります。
まず1つは洗いの温度です。近年の食洗器は約40~60℃の熱いお湯で洗浄を行うので油汚れや付着した米粒などを浮かせて洗浄されます。洗いの際の水圧も水道の流水よりも高いため汚れをしっかり落としてくれます。
もう1つは洗剤です。食器洗い機専用の洗剤は洗う時に人間の手に触れないため通常の食器洗い洗剤よりも強力になっています。(酵素などが含まれているそうです。)
新居、新しいキッチンでは面倒な洗い物を任せて、さらに節約できる「食器洗い機」をぜひご検討されてはいかがでしょうか?