インテリアコーディネータ―が教える「新しい家の家具購入で注意すべきこと」
普段はインテリアコーディネーターとしての仕事をしているため、新築のコーディネート打合せで家具の話をします。家具については「アパートで使っていたものをそのまま使う」という人も「気分一新で家具も入れ替えたい」と考える人も両方おられます。また「独身」から結婚を期に新築される場合は、「家具購入は必須」ですね。
今回は、新しく家具を購入する方に向けていくつかの注意点を紹介します。
新しい家の家具購入で注意すべきこと
1.間取りをみて「家具の搬入に問題はないか」をチェック
これはモデルハウスで実際に確認したり、図面を見ながら担当の方に聞いてみるのがいいでしょう。例えば「新居となる家の前の道が狭いので、大きな車は通れない」となると、家具の配送車は「少し離れたところから、家具を手運びしなければいけない」という事態になり、別料金が発生します。
最初に決めていたお気に入りの家具から変更をしなければいけないなんて事になるかもしれません。新居に面する道路の幅は、ある程度は把握しておきましょう。
2. 搬入する「ドアの幅」をチェック
また、家具が置けるスペースがどれだけあるかを計測しておくのはもちろんですが、搬入する「ドアの幅」も測っておくということもお忘れなく。
家具は一度購入すれば早々変える事はないかも知れませんが、冷蔵庫や洗濯機などの家電は10年過ぎには交換する時がやってきます。「部屋のスペースは問題ないけど、ドアが狭くて家具や家電が搬入できない」という事にならないよう注意しましょう。
もちろん「窓から搬入」という手もありますが、窓からの搬入というのは特殊作業になりますので、別料金がかかります。
こういった話を「建てる側が配慮しているだろう」と任せず一緒になって計画していきましょう。