冬にエアコンを効率的に使って部屋を暖める方法
年も明け、寒さもますます厳しくなってきました。部屋を暖めるとき多くのご家庭で「エアコン」が使われていると思います。暖房は冷房よりも電気代が高くつくといわれており、少しでも効率的に使うコツを調べてみました。
目次
効率的に暖めるためのポイント
エアコンを効率的に使うこと=部屋を効率的に暖めることです。
空気の流れを利用して部屋全体を暖める
まず、空気清浄機や、空気の流れをつくる扇風機や空気清浄機の置き場所を工夫しましょう。冬場は、温かい空気が上に行きやすいので、足元が冷えがち。
そこで、扇風機や空気清浄機をエアコンが取り付けられている壁の反対側に置きます。こうすることで部屋の空気の循環が良くなり、部屋全体の温度を効率的に暖められます。
空気の流れを良くすることで、床の冷気だまりが解消され、温度設定を高くしすぎたり、風量を強めたりせずに暖かな空間をつくりやすくなります。また、冷気だまりの解消にはホットカーペットとの併用も有効です。
スイッチのオンオフでの温度調整は非効率
エアコンを省エネで使うには自動設定がベストとのこと。
寒い外から帰ってきたときは温度を高く風量を強くして、一刻も早く暖かくしたいですが、これは電気代を大幅に食ってしまいます。
エアコンはスイッチを入れてから動き出すまでに最も電力を多く消費します。そのため、最初は一気に暖かくしその後一気に下げようとすると、必要以上に室温を上げ、無駄な電力を消費してしまう可能性が。
効率の良いエアコンの設定方法
そのため、21℃前後を目安に温度設定だけして、最初から自動で運転させることが一番効率的です。帰宅時間にあわせて予約運転をさせるか、もしくは最新の機種だと外にいてもスマホからスイッチのオンオフを操作できるものもあるので、最寄りの駅についたら暖めるといったことがおすすめ。
湿度コントロールもポイント
同じ温度の空間でも、湿度が高ければ高いほど、体感温度があがります。加湿器や空気清浄機の加湿機能を上手く併用するといいです。
ちなみに、湿度が高すぎると結露やカビの原因になるので、40%から60%くらいが、人にも住まいにもちょうどいい湿度になります。
その他には、定期的なフィルターのお掃除をしましょう。フィルターにほこりがついて目詰まりしてしまうと、暖める力が弱くなってしまい、電力量も増えてしまうそうです。
最近は、省エネ機能が進化していますが、まだまだ効率よく使えるコツはたくさんあります。効率的に機器を使って、電気代の削減を目指しましょう!